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【声劇】縞模様の執着【台本】
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私が趣味で書いているお話です。 三作品目となります。 あまりお見せできるような作品には至っておりませんが、楽しんでいただければ幸いです。 素敵な音源をお借りしています。 【使用BGM音源】 https://nana-music.com/users/1399449/様https://nana-music.com/sounds/00fecc79/ 【台本】 陶器のティーカップを優雅に持ち上げ、 彼女の晒された白い喉元がゆっくりと嚥下(エンゲ)する。 組まれた長い脚と、伸ばされた背筋。肩まで伸びる烏の濡れ羽色の髪は精巧に造られた人形のようでもあった。 「それで、お嬢さん。依頼内容を聞かせてもらいたいのだけれど…」 「他言無用で動いて欲しいの。約束してもらえるかしら?」 「探偵は依頼者あってのものだからね。君がそれを望むのであればそれは約束ではなく契約になるのさ。」 目前の彼女は1枚の写真を取り出し、机の上に載せる。そこには向日葵が咲いたように笑う彼女より少し幼げな少女が写り込んでいた。 「このお嬢ちゃんは?」 「私の妹よ。とても似てはいないでしょう。」 彼女の言う通り、写真の少女は愛嬌こそあれど、とても姉のように精巧な美しさを兼ねてはいない。 しかし、見る人を安堵させる温かさが見て取れた。 「…それで?この子の捜索依頼か何かかい?」 「えぇ。でも見つけて欲しいのは、この子が持ってる私の証拠。」 「…証拠…?」 「私がこの子を殺したと決定づける証拠をこの子の遺体から捜し出して持ってきて欲しいの。」 コトリ、と置かれた中身の入っていないティーカップ。その音がやけに耳に残った。 #声劇 #声劇台本 #拍手します #フォローします #コラボ #声劇コラボ #声劇台詞 #コメントします #拍手返します #フォロー返します #コメント返します #誰かこの手を掴んで離さないで

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