氷雨

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彼女が、本当に欲していたものとは？ ※若干の血液表現があります ▽▽▽ ※タイム記載しておりますが、あくまで参考です。 (1'28 se 靴音) パトリシア「ごきげんよう、マドモアゼル」 (1'20 靴音 エコー、無音) (1'17 曲in) ナレーター「これは、遠い昔の中世ヨーロッパに実在したとされる、とある貴族の物語である」 パトリシア「生きるためには、彼女たちが必要なの」 (1'03) ナレーター「文献に記すことを禁じられていた彼女に関しての記述は、発見された一つの書物によって明らかとなる。…曰く、"彼女が生涯欲していたのは"」 (0'50) パトリシア・ナレーター「少女の血肉」 (0'48) パトリシア「7月3日。身体が不調。息が詰まる」 ナレーター「8月24日。不調は続く。辛い、苦しい。」 パトリシア「9月17日。どうして私だけが」 ナレーター「10月31日。"最高の薬"が見つかった」 (0'33 早口で) パトリシア「彼女たちの血は最高だった。血が、肉が、全身を駆け巡り私の一部となる。不調がなくなる、肌が潤う、生が満たされてゆく。 彼女たちのおかげで…私は、」 (0'22) ナレーター「"パトリシア 〜彼女が遺したもの〜"」 (0'18) ナレーター「パトリシア・リーデル。最後に言い残したことは？」 パトリシア「…ふっ、ふふふ…あっははははは！！！ …これで私は、永遠になる」 (0'03 se 血しぶき) ▽▽▽ 人物 パトリシア・リーデル 中世ヨーロッパの貴族。生まれつき身体が弱く体調を崩しやすかったが、ある時を境にみるみる体調が良くなる。 生に執着していたが、どうしても生きなければならない理由が彼女にはあったようだ。 ▽▽ タイミングの参考にどうぞ https://nana-music.com/sounds/031c8589/ パトリシアのみ https://nana-music.com/sounds/031c7fa7/ ナレーターのみ https://nana-music.com/sounds/031c8486/ BGMお借りいたしました。 ・混沌と幻影の杜(DOVA-SYNDROME)(はなP∞様) ▽▽▽ ハロウィンを意識したわけではないのですが、この時期ぴったりのダークなお話です。 実在したとある貴族様をモチーフにしています。怖い。 最後は大量殺人で処刑されてしまうのですが、どうして彼女は生きなければならなかったのか、何故一切記すことを禁じられていたのか。 その後を考えると楽しいですね。 アドリブ、多少のセリフ変え、性別・性格変え等、年齢や性別に合わせて読みやすい形に変えてくださって構いません！ お使いの際は御一報下さると喜んで聞きに行かせていただきます…！！ 良ければお使い下さいー！ #掛け合い #掛け合い用台本 #CM風台本 #声劇 #台本 #氷雨台本