nana

・星の精・【台本】
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おや?貴方にも声が聞こえる? その者がなんなのか理解した貴方はSAN値チェック。 SAN値消失は1/1d10です。 見てしまった者が中心に喋る台本となっています。 悲鳴を上げたい人は襲われましょう。 クスクスは後撮りで入れた方がより不穏感が高まる可能性大です! 要望が多ければ…ックスクス自前で入れます…ッッ!!! 完全にクトゥルフ趣味全開で作りましたが、 彼に心当たりがあるかたは是非どうぞ(*´∇`*)ノ (♥)襲われた者 (♦)見てしまった者 ------ (♦)私達は息を殺す。 耳をすまして小さな音を拾おうと努力をする。 『クスクス クスクス …』 耳元で聞こえてくる笑い声が耳障りだ。 耳元で…? (♥)「アアアアアアアアア!!!!!」 「痛い、痛い!!何!?何が起きてるの!?」 「力が、…力がぁ…ッ」 (♦)彼の力が抜けていく。 まるで、何かに吸い取られるように。 『クスクス、クスクスクスッ…』 「・・・ヒッ!!」 ずっと聞こえていた笑い声は、笑い声ではなく、羽音だった。 そいつは何もない場所から姿を現した。 触手のような吸入口を多数持ち、 大きな鳥のような鉤爪を持った球体のような姿は 虫というにはひどく大きすぎていて、 それでいて言葉では言い表すことの難しい不快感を全身にまとっていた。 ただわかることは一つ。 今、友人がそいつに襲われている。 表情にも生気はなくなり、血の気が一気に引いていく。 まるで、ミイラになっていく過程を見ているようだ。 自分自身にも恐怖という概念が全身を犯し、脳は逃げろと警告音を響かせている。 だが思うように体を動かすことはできなかった。 (♥)「た゛す、け て゛」 (♦)彼の言葉を最後に、私の意識は途絶えた。 ----- #声劇 #台本

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