nana

飛べない翼
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映画「リリィシュシュのすべて」でとても重要な意味を持つ一曲、歌いました。 新学期、友人がいじめっ子に豹変し、灰色の世界の中で主人公はリリィの音楽に救いを求めていく。 いじめの描写が過激かつリアルすぎるのと、この曲が劇中で終わる最後には「・・・」なんですよね。 だから名作だと思いつつ見返さないしすすめない。 あの鬱屈した思春期、そして大人が鈍感かつ無関心なのが妙にリアルで、実際にいじめに苦しむ少年少女に思いを馳せたりしています。 自分もスクールカーストの上位にいる人たちを恐れたり歯向かったり傷つけられたりしたからさ、子どもの世界って残酷ってのはわかるよ。 でもどうか、生きていて。 (原曲) https://youtu.be/Hpctjeuck88 (劇中の文章より抜粋) 人類最期の日は、1999年9月1日。新学期。あの日を境に世界は灰色になった。 西暦2000年14歳。灰色の時代。田園の緑だけが不毛なくらい、まぶしい。 僕にとってリリィだけがリアル。 僕にとってエーテルだけが生きている証。 (歌詞) 校庭が歪んで見えた 白い体操着が見えた カラスが低く空 飛んだ 黒い羽を少しだけ分けてください 空に伸びた階段 そこまで手が届かない 夕暮れの空はあかく みんなの視線 冷たく そして大きな石が空から落ちてきて わたしを押しつぶす

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UTAO
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