nana

一人声劇  「Shine ~僕の見た光~」
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#一人声劇 #セリフ #悲しい 素敵な台本、お借りしました! 皆さんいかがだったでしょうか!?(( 光が見えた気がしたんだ。 …眩しくて、それでいてどこか儚くて、吸い寄せられるような感じの。 でも、それはすごく遠くて、手をめいいっぱい伸ばしても、全然届かなくて…。 けれど僕は走り出そうとはしなかった。 なぜかって?そんなの決まっているじゃないか。 ここから動くということは、今の現状を変えるということ。そんな恐ろしいこと出来るわけない。 それなのになぜ彼らは走り出したのだろう? もしかしたら途中で、道がわかれいて、迷うかもしれないし、走っていった先が、崖や行き止まりかもしれない……のに。 けれど僕は、それが不思議であると同時に、どこか、羨ましかった。 その場所に向かって、がむしゃらに走る彼らの背中が、なぜだか大きく思えたから。 そんなことを思いながら、僕は深い眠りについた。 いつか自分も、彼らのようになりたいと願いながら……

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