
闇の中〜ゆきてかへらぬ〜
あまざらし
卑怯な僕等は被害者みたいに泣く 歌わせてもらいました。心に刺さる曲です。言葉では伝えきれない。そんな曲です。 僕達はどんな時でも【被害者】です。 それがどれほど主観的な事かは言うまでもありません。加害者の人も被害者みたいに泣きます。でも、被害者の人も涙を流します。 そんな下らない世界だからこそ僕達は生きてるのかも知れません。死んでいくのかも知れません。 どんな時も日常は過ぎ去って僕等は置いてきぼりです。 汚いことも美しいことも。大切な人も大嫌いな人も。楽しかったことも記憶から消したい思い出も。 僕達はどんなことも背負って生きていきます。 時に忘れて、思い出したりしながら。 僕らは僕らのまま生きてる振りをして僕らであろうとします。 死ぬことをわかっているのに、生きていてもいつかいなくなってしまうのに。 それでも「死」を忘れるために僕らは生きています。 そのためにはここで振り返ってはいけないと思います。 立ち止まったらそこで終わりだと心から思います。 経験上述べさせて頂きますが、、 振り返れば「過去」が押し寄せてきて僕らは動けなくなります。 僕は振り返るだけで過去に縛られて、体が震えて、胃が痛くなって。 本当に身動きが取れなくなることがあります。 そうなれば、ほんとに「動けない」のです。「どうしようもない」のです。 そんなことをわかっているからこそ言わせて欲しいです。 どうか。後ろだけは見ないで下さい。 一瞬は見ても構いません。それで、立ち直ったり、これからが改善されるなら問題はないです。 でも、辛くなるなら。動けなくなるなら。 振り向かずに今の現状だけを見ることが良いと僕は思います。 そして、、未来を見過ぎても苦しくて全く身動きが取れなくなります。 「これからどうしたら?」「失敗したらどうしよう?」「嫌われたらどうしよう?」そんなことを真っ先に思い描きます。 ですので、、、、僕は、、 「前を向け」なんて言いません。「今」を見てください。 トイレに行きたいからトイレに行こう。 食材が切れてるから材料を買いに行こう。 友達からメールが来てるから返信しよう。 携帯の充電が切れたから充電しよう。 テレビを見たいから見よう。 寝たいから寝よう。 そんなことでいいです。世間一般で言われてる「下らないこと」でいいんです。 それだけでいいです。 長々と語ってしまいましたし、曲の真意からは、ずれてしまったかもしれません。すみません。 ですが、毎回思うことですが、、。 ここまで読んでくださった方。僕が歌ってるのを聞いてくださった方。 本当にありがとうございます。 この曲が誰かに届くことを心から願っています。 【歌詞】 アパートのベランダでは 下着泥棒の男 資本主義賛美的な パンティーを盗む 僕はといえば今夜 何かしでかしたくて 発禁になったLPと ナイフをリュックにしまう 悲しみは悲しいまま 悲しいフリを繰り返し 悲しいと嘯かせる 僕の悲しみ 明日もし晴れたら キャッチボールでもしようぜ 情緒不安定なカーブ 受け止めて 日々はいつも過ぎ去って 置いてきぼりの僕等 最終が行ってしまった ホームで夜明けを待つ 卑怯な僕等だから 被害者みたいに泣いて 言い訳みたいな涙が 海に還るまで 【amazarashi前作】季節は次々死んでいく →https://nana-music.com/sounds/02a29bb9/ #amazarashi #闇の中 #ぼーやん
