nana

君の手【1人朗読台本】
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喉がやられて何も出来ずにいるので初めての台本を書く事にチャレンジしてみました! ちょっとずつ修正しつつ完成しました(*´艸`*) 初の台本で緊張しますが感情込めて読んでもらえればとても嬉しいです(﹡ˆ﹀ˆ﹡) 一人称はご自由に変えて頂いて大丈夫です🎵 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー まるで…水の中にいる様。 特に何も考えたりせず ただ緩やかなまどろみの中に 身を任せていた。 そう。これが僕。 これまでも。これからも。 そう、思っていた。 なのに… ーーー誰かが僕の腕に触れた。 僕は驚いて少し腕を引く。 けれど 君はそんなの気にならないみたいに そっと手を重ねる。 その手を 振り払おうと思った。 けど、出来なかった。 とても… とても温かくて優しかったから。 気付くと僕は、その手を握りしめていた。 君は綻(ほころ)び 僕の手を握り返し水面(すいめん)に上がってゆく。 不思議だった。 流れに逆らっている筈なのに 君はどうってこと無いって顔をしながら 迷い無く真っ直ぐ進んでゆくから。 この誤魔化された万華鏡の様な世界から 君は僕に初めての世界を見せてくれる人。 そう、思ったんだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #一人声劇 #台本 #初 #声劇 #朗読 #声劇台本 #BGM #鑑賞 #青オリジナル

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