nana

【二人声劇】妖怪と人間の日常【台本】
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『我、掟を破りしモノを処罰するものなり』 ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ 平和な日常とは、突然にして崩れるものだ。 それは、人間と妖怪でも同じこと… ある日のことだ。 大妖怪、夢花は人間と仲良くしている… そんな噂が黄泉の国に流れている。 宮殿にまで届いた噂を王が聞き、使いを夢花の元まで出した。 『これで、あいつが潰れれば…』 そんなボソッとした声は使いのものに聞こえなかった… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『おや、今日も来たのか、人間。』 夢花は目を見張る。その先にはいるはずのない、«人間»がいる。 「なんだよー!あんたが今日も来いって言うから!」 人間…けむ猫は頬を膨らませる。 『ははは…悪い悪い。』 「もーう…」 怒りつつも、けむ猫の頬は緩む。 『おや、機嫌がよろしいようで…それより、今日は何をして遊ぶんじゃ?』 「んー…じゃあ、恋人ごっこ!!」 『こっ…』 夢花は苦笑いになる、 (人とはここまで無邪気なものなのか…?) なんてことを考えながら。 『あ、あぁ…まぁ、付きやってやらんこともないな(苦笑)』 「じゃあお前、俺の女な!」 けむ猫の悪びれもないくった無い笑顔に夢花はすっかり毒を抜かれる。 『やはり、お主はよくわからんな…』 ボソッと呟く声はけむ猫には届かない。 「え?なんかいったかー?」 『なんでもないぞ。』 夢花は笑みを浮かべ、けむ猫と遊び始める。 ー数分後ー 『…!』 夢花は、咄嗟に後ろにけむ猫を隠す。 「…?どうかしたn」 『静かにしていろっ…!!』 声を潜め、けむ猫の手を口で塞ぐ。 「…」 しばらくすれば、けむ猫の気配が後ろから消える。 少し振り返ると、静かにしているようだった。 『悪いな…だが、客人だ…』 けむ猫に言葉を残すと、視線を前へ向ける。 そこにいるのは… 『久しぶりだな、夢花。すっかり、人間に毒抜かれているな。』 けむ猫と夢花を引き剥がすものが現れる! 『萩魏…』 『我、掟を破りしものを処罰する。』 夢花の友人、萩魏は王宮の使い。 そして、妖怪と人間の間には掟がある。 [人間と会ってはならない、会ったら殺すこと] 『夢花…?』 幸せな日常が音を立てて崩れる 『悪い…じゃあな。』 悲しそうな顔を残し夢花はけむ猫の前に姿を表さなくなった… 「夢花っ…!」 これはhappyend? それとも… 『これで最後か…楽しかったぞ。』 batend? 「俺は、誰も救えないの…?」 妖怪と人間の間に芽生えた絆… 崩れた絆を繋ぐ感動ストーリー 『ただいま…けむ猫。』 「っ…お帰りなさい、夢花っ!!」 絆と友情が今、ここに試される。 ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ 1回間違えたので、もう1度(苦笑) すいません( ´・ω・`) ゴミボが可愛いイケボさんとコラボさせていただきました✨ めっちゃ楽しかったです🎶 コラボ失礼いたしました!( *´꒳`*) #声劇 #台本 #掛け合い #妖怪 #ほのぼの #子供 #コラボ #戌獅子の台本 #花園コラボ

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