nana

【朗読】最期にきみへ【台本】
14
3
コメント数2
0

んんっ!(咳払い) あー、あー、 あれ、これ声入ってるかな? あ、えっと(笑) 迷惑ばっかりかけてどうしようもない彼女から優しくてかっこいい彼氏さんに 最期のプレゼントです。 あのね、 みんなは大丈夫、良くなるよって 毎日言ってくれる。 でもね、 分かる。私はきっともうすぐ居なくなる。 だから、まだ喋れるうちに キミに私の声をプレゼントします。 君は強いようで泣き虫だから 置いていくのは心配だけど、 もし、なにかにつまづいたら 私の馬鹿な声を聞いて笑ってください(笑) 私は君のこと、大好き。 できればずっと笑ってる君の顔をみていたかった。なーんて! これを聞いているってことは私はもういないんだと思う。君はまた泣いているかな?(笑) わらって?泣いてちゃ私、化けてでちゃうからねっ!(笑) また、いつか一緒に笑えるといいなぁ。 最後にお願いがあります。 もし、君のことを大切にしてくれる人が現れたら…… そしたらっっ… 私のことは忘れてください。このプレゼントも捨ててください。 どうか、どうか、君が幸せになりますように

2コメント
ロード中