声劇台本 25話 『登山部とヘタレ』
今日は天気が良い。そうだ、山に登ろう
<<<今日は天気が良い。そうだ、山に登ろう>>> ヘタレの林田→○ 登山部の山本→■ ○「おい、、頂上までどれくらいだよ(息切れする感じで)」 ■「あと半分だ」 ○「は?あと半分?きつすぎ。降りるぞ」 ■「(SIRI風に)言ってる意味がわかりません」 ○「もう体力の限界だって言ってんだよ。お前と俺の体力は違うの。お前は登山部だから、こういうのに慣れてるだろうけど」 ■「いいか、よく聞けよ林田、人生を道に例えるのなら、道ってのは登り坂なのか、下り坂なのかわからない。まぁ、山の場合、頂上へ行くときは必ず登り坂になるがな。 はっはっはっ」 ○「おれ、降りるぞ」 ■「まてまてまて。 人生なにが起きるかわからない。 でもなぁ林田、お前の人生の中で無駄な経験はあったか?」 ○「…それは」 ■「それは?」 ○「あった」 ■「いや、話の流れ!!空気を読めよ!お前はミスター正直か! …めんどくさいという理由で諦めるんじゃなくて、高い壁、山を、俺と一緒に頑張って登ってみないか?」 ○「山本!」 ■「やっと、その気になったか、林田!ほらいくぞ!」 ○「おれ降りるぞ!」 ■「おまっ!聖徳太子も他の数十人の話を制して、お前の話だけを聞くレベルだよ!」 🦁らすかるのその他の台本→https://nana-music.com/playlists/1343004/
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