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【声劇朗読】/ 台本 「 “美しく歩む”と書いて 」
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- 僕らは皆、傷を抱えて生きている #朗読 #声劇 #台本 #コラボ用 皆さん こんばんは、明星 詩乃です 珍しく前回の台本から割と早いタイミングで 新しい台本を完成させる事が出来ました というのも、今回は前々から 「去年と同様、何か台本を書きたいなぁ…」と 考えていたもので、残り一週間を切った段階で書き上げました …そうです、今年も3月11日が来ます 既に、テレビの予告番組でも ちらほらと見掛けましたが、 僕は僕なりに 何か伝えられたらなぁと思って 今年も台本を制作しました そして、僕自身 最近 久し振りに「死」を目の当たりにしました それは、たった2週間の命で 「奇跡は起こらない」のだと 改めて思い知らされる様な 出来事でした 今回の台本は、その時の経験も 少し混じえています BGMは、みわたか様から「 眠る森、とある小鳥の子守唄。-Ad lib Original Sound- 」です - あの時、失われた命の意味を 何故 彼女が死ななければならなかったのかの答えを 僕は まだ知りません それは、一生知る事は ないでしょう 僕がその理由に、納得出来る事は ないでしょう …だからせめて、彼女がまた 「新しい命」として生まれ どこかで幸せに過ごせます様に、と 願わずにはいられません 。・:*。・:*。・:*三( 'ω') “ああ…奇跡は起こらないんだな” 台の上に横たわる、 動かなくなった身体を見て 僕は ぼんやりと、そんな事を思った 自分は特別だと思っていた 自分と関わりのある人達は 特別だと思っていた だから、僕は “奇跡が起こる” 事を 信じて疑わなかった - そう、僕が 君の身体に触れれば “君は生き返る”のだという奇跡を けれど、“奇跡”は起こらなかった どうやら、僕も所詮 “ただのヒト”だった様だ …それでも僕は “ 君が死んだ ”という事実を もう君の笑顔を見る事も 君の声を聞く事も出来ないのだという事実を どうしても…どうしても 受け入れられなくて、認めたくなくて 君の身体が燃やされる直前まで 僕は 何度も何度も “ 君の息が吹き返す ”様に 心の中で祈り続けた 奇跡を信じた …まだ、 もう少し、もう少しだけ 君の事を想って居て良いですか 弱いままで居て良いですか

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