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モルスサナトスの一蓮花
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#不気味 #ホラー #声劇 #台本 #舟の台本 ─台本───────────────── モルスは一人の少女に恋い焦がれた。 二人の名前は違う外国語で、それぞれ死を意味した言葉。 二人はそれが運命であることを知り、この魂はそれぞれに捧げると決めてしまった。 紫色に、不気味な色をした空は、潮笑うように三日月とともに城を照らしている。 そして、城で死を招き入れた二人は、冠を頭からはずし、裸体(らたい)で発見されたと言う。 全身傷だらけの...悶え苦しむ(もだえくるしむ)ように目を見開き、口を大きく開いていた。 さて、これは本当にそれぞれが死を迎えいれたのでしょうか。 それとも、招き入れられた死が、彼等お姫様と王子様を食い殺したのでしょうか。

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