nana

【朗読 台詞】終わり知ること無く【声劇 台本】3話
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『悲しみさえも、夜は。』 宮園です。帰省です。 最近就寝時間が4時頃になっています。 蚊に左半身を襲撃された夜。 悲しいですね。蚊に好かれる…… ーーーーーーーーーーーーーーーー 描いたものは、何だろうか。 止まった時は、何を語るのか。 この絵は、『未完成』だ。 何かが、足りないのだ。 それは、焼けるような夕焼けでもなく、 病室から見上げた無機質な天井でもなく、 貴方を刻む、灯籠でもない。 月は夜を照らし、 人の涙さえも、枯らしていく。 願わくばあの日に戻れる、そう言うのなら。 貴方は私を許すのか 貴方は私を許すのか 悲しいくらいに、変わらぬ世界で。 悲しみを描く、そんな夜に。 叶うはずもない夢を見るのは、 どれだけ愚かなことのか。 それでも、あの日の鮮やかな絵といったら。 許せないくらいに鮮やかなのだ。 許せないくらい、空が晴れ渡っているのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーー ※BGMは青様から。

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