nana

unsung 伴奏
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微かな音を立てて 病室の窓を 四月の風が叩いた 歳を重ねては 譲れない事や 手離せなくなる事もあるでしょうと 屋上から 破り捨てたカルテは 今もまだ 宙を舞っている 朝がやってくる前に 書き換えてしまいたいな 白衣を着た彼らも 嘆いてばかりはいられない 君がもう 何一つ恐れずにいられるように 大丈夫だよ

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