【第二話:声劇台本】ー《魔天に迸る流血》ー
魔天使: 女騎士:
【第二話:声劇台本】ー《魔天に迸る流血》ー
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※男女兼用台本※
《魔天に迸る流血》
【内容】:魔界を支配する天使と、地上の平和を守るべく立ち上がった女騎士が、寂れた礼拝堂で出会う。宿命を背負ったふたりは戦う運命にあると知らず…
《キャラクター紹介》
男:[魔天使ウェルゼディア]
・魔界にて最強の力とカリスマ性を持つ天使。天界からの命令により、魔界の支配を任された。もともとは心優しく、聡明で、笑顔を絶やさない性格だった。現在は争いをやめない人類に半ば絶望しており、世界の状況を憂いている。愛称はウェル
女:[セレイナ・アルヴァーン]
・人類史上最強と謳われる女騎士。産まれた時に神託を受けて選ばれたおかげで、潜在能力を限界以上まで引き出されている。さらに、戦場での未来予知も自由。おしとやかで清廉、純粋な性格。戦いの度に礼拝堂で涙を流すほどに平和と安定を願っている。慈悲深いが、敵には容赦がない。愛称はセレイナ
【第ニ話】:敵
ナレーション=女
[本文]ここから~
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ナレーション:『人の暖かさを知りに来たと言った翼を持った者ウェル。しばらくして静寂が礼拝堂の空間を支配した』
ウェル:「静かだな……その時が近付いているか」
セレイナ:「その時が?どこかへ行ってしまわれるのですか?貴方の温もりを感じていたい」
ナレーション:『瞬間、その静寂が砕かれる』
ウェル:「来てしまったか。魔物の群れが」
セレイナ:「なぜ!?神聖な礼拝堂に禍々しい存在がこうも躊躇いもなく!」
ウェル:「呼び寄せたのは……私か」
セレイナ:「貴方は、悪魔だったのですね。覚悟なさい!」
ナレーション:『芽生えだした淡い感情が裏切りに変わる。この瞬間から敵同士になってしまった。残酷な運命に翻弄される……セレイナの剣がウェルを襲う』
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(続く)
皆様、ご自由にお使い下さい!
コメント
3件
- To s h i a ki 【The GEHENNA】
- 拓 キャス主 頑張るデフあいさんにこちらを、紹介させていただかせてもらったのでお借りします
- To s h i a ki 【The GEHENNA】ありがとうございます。是非!