
桜色舞うころ
川江美奈子
桜色舞うころ 作詞・作曲 川江美奈子 (アルバム「letters 」より) https://www.youtube.com/watch?v=1BM4h0pgL54 中島美嘉さんが歌っているバージョンが断然有名ですが 作者である川江美奈子さんの弾き語りがとても素敵なんです。 「木が好き」という川江さん。 この曲の歌詞にも木や葉が出てきて、色彩感も豊か。 とても美しい曲だと思います。 ・・・*・・・*・・・ 桜色舞うころ 私はひとり 押さえきれぬ胸に 立ち尽くしていた 若葉色 萌ゆれば 想いあふれて すべてを見失い あなたへ流れた めぐる木々たちが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっと教えながら 枯葉色染めてく あなたのとなり 移ろいゆく日々が 愛へと変わるの どうか木々たちだけは この想いを守って もう一度だけふたりの上で そっと葉を揺らして やがて季節(とき)はふたりを どこへ運んでゆくの ただひとつだけ 確かな今を そっと抱きしめていた 雪化粧まとえば 想いはぐれて 足跡も消してく 音なき いたずら どうか木々たちだけは この想いを守って 「永遠」の中にふたりとどめて ここに生き続けて めぐる木々たちが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっと教えながら 桜色舞うころ 私はひとり あなたへの想いを かみしめたまま
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