nana

【声劇】届かぬ声【台本】
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今回も、ってかほぼ全て悲しいお話ですねw 決して結ばれる事の無いであろう2人の話。 アドリブ、内容変更は自由です♪ ご自由にやっちゃってみてください(●´ω`●) 〜届かぬ声〜 「僕の声が、聞こえるかい?」 目の前に居る君は、僕の声に気付かない。 おはよう、こんにちは、こんばんわ。 何度挨拶したって、返事はいつも返って来ない。 どうも僕の声は、君の耳には届かないらしい。 伝えたいことが沢山あるのに。 でも昔、1度だけだけど 君に僕の声が届いた事があった。 いや・・・届いた気がした。が、正しいのかもしれない。 「助けて・・・」 僕はその時、死にかけていた。 誰もいない、場所も知らない、とても冷たい所で でも君は、必死にボロボロになった僕を助けてくれた。 誰かに呼ばれた気がして来てみたら、僕が倒れていた。と、君は言っていたね。 それ、僕の声じゃないかな。 聞いてくれたんだね・・・。届いたんだよね・・・。 あの時は、本当にありがとう。 君の手はとても暖かくて、優しかった。 でも、ちゃんと助かってあげられなくて、 ごめんね。 生きてお礼が言えなくて、 ごめんね。 恩返しできなくて、 「・・・ごめんね。ありがとう。」 そう言った瞬間。 君の目から涙がこぼれ落ちた。 〜終わり〜 最後の一言、届いているといいですねー。 さ、どんどん演じてみてください!

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