歌詞 かがり火 Cocco
作詞
こっこ
作曲
こっこ
うだる暑さが もう そこまで来てた
魘されている 羊の群れ
女々しくても 勇ましくても同じ
やさしい顔で やさしい唄を吐いて
汚してあげる
あなたに届かない 声ならいらない
一雫の血潮で 風を起こして
這うように 押し寄せて
答えだけ返して
魚座にもなれない 水瓶は尽きて
過去を潤す 井戸は涸々
火をつけるなら 惨めな約束に
沖に漂う 砂糖 細工の舟を
手招くように
あなたに抱かれない 夜ならいらない
瞼に“灰かぶり”雨ざらしの女
底つきた 乞いならば
慰めて 壊して
あなたに届かない 声ならいらない
一雫の血潮で 風を起こして
這うように 押し寄せて
答えだけ返して