歌詞 3つの部屋 曽我部恵一
作詞
曽我部恵一
作曲
曽我部恵一
昼間っからレコード屋
新入荷からチェックして
ふと気付くと隣には
長い髪の女の子
急にぼくは吸い込まれそうになったのさ
それでぼくは 大事なものを
きみの瞳に あぁ 盗まれた。
いつものカフェで待ち合わせ
きっときみは遅刻して
「ごめんね」なんて言うはずもなく
クールな目つきでつぶやくんだ
「はぁ ・・・ 忙しいわ
がんばってるのに なんとかして」
それでぼくは
「きみを連れてこの街を出よう」
とか、言ったんだ。
3年目の秋の空
確かな事などないはずさ
約束はもう遥か遠く
ふたりだけがただいるようで
でも きみがいればさみしくない
そう それでいい
部屋のすみで小さな花が
何も言わず あぁ 咲いていた。