歌詞 声にならない季節 中村隆道

作詞
中村隆道
作曲
中村隆道
誰もが不安気な顔つきで 朝の交差点を駆け抜けて行く いつもの気持ちで角を曲って 予備校の校舎に 吸い込まれてく 窓の外の世界に思いを馳せて 熱っぽく言葉を浮かべてみても 四角い箱の中で身をよじって してもいいこととすべきことは一つだけ 千年前に誰が何を憂うかってことより 今の俺が何を憂うべきか知りたかった 本当の怒りで正直な疑いのままに 口に出せなかった 声にならない季節 隠し持ってたフォークギター夜の公園に持ち出し 叫ぶようにみんなで歌ってた あいつの19の歌を 俺たちただうつむいてギターをかきむしっていたけど 顔を上げない理由は俺にもよく分かったよ 荷物を置いたまま教室を抜けて 一日中でも語り合ってたね 何の答えも出せない俺にとって 君の問いかけが安らぎだった つまらない噂話と知っていても 心の片隅でいつも気にしてた 不安は君も同じはずだったのに ぶつけていたのはいつも俺の方だった 千年前に誰が何をしたかってことより こんなにそばに現実にいるお前のことを 本当の気持ちで正直な心のままに 愛していいかってことが知りたかった 弱音吐きならあきらめなよと よく言われたけれど あきらめられるほど俺 弱くも強くもなれなかった 自分でも呆れるほど流れに流されていたよ かすり傷もつけられないほどの牙をむいて 振り返ってあの頃も良かっただなんて 絶対口が裂けても言うつもりはなかったけど 現実の波に揉まれるうちに少しだけ 輝いて見える 声にならない季節 聖橋から川面を見つめ少し大きめの石を 投げ込んでは消えて行く 水紋をただじっと見つめていた 何も言わずに頬づえついて ずっと繰り返してた 来年の今頃 俺は何をしているんだろう 隠し持ってたフォークギター夜の公園に持ち出し 叫ぶようにみんなで歌ってた あいつの19の歌を 俺たちただうつむいてギターをかきむしっていたけど 顔を上げない理由は俺にもよく分かったよ
中村隆道
歌ってみた 弾いてみた
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