歌詞 下北沢南口 甲斐名都

作詞
甲斐名都
作曲
甲斐名都
待ち合わせはいつもこの階段を上がった駅の改札口 久しぶりだね少しだけやせた? 大人びた見慣れたハズの横顔 目を合わせられなくて明るく振舞った 全部同じに見えてすべて変わってしまったんだ 認められないままいつもの街へと降りてく ひどく不器用で子どもじみたあなたが大好きだったよ 今かじかんだ小さな右手は大きな左手をつかめないままで 痛くてポケットの中静かに泣いてた 数えきれないほど二人で歩いたこの商店街さえも 今日はなんだか他人行儀で 行き交う喧騒がこだましてる 待ち合わせる前まで頭駆けめぐってた 「聞きたいこと」などすべて無意味だとわかったんだ 目の前にいるあなたはもう「あの人」ではないから ひどく不器用で子どもじみたあなたを 本当は1番許せずにいたんだ やじろべえみたいにゆらゆらバランス取れずに 転んで傷つけあって終わった恋 待ち合わせはいつもはやる心抑えて駆け上がっていた階段を ふたり今背中を向けて降りてゆくよ 最後に振り返ったあなたの笑顔が あの頃と一瞬重なって消えた… 不器用で子どじみたトコロが大好きだったと 少し大人になってしまったあなたには言えなかったけど いつも不器用で子どもじみたふたりでいれたらよかったなぁ 忘れないよ胸に抱いて歩いてくよ ポケットの中小さな右手ぎゅっとぎゅっと握りしめた
甲斐名都
歌ってみた 弾いてみた