歌詞 ウララ たま

作詞
石川浩司
作曲
たま
少年のぼくがドアをノックするので ぼくはこわくて布団かぶってるよ 木のテーブルの上にはカブト虫が コッペパンを糸で引いてるよ 窓の外はキューピー 敷きつめられた野原 ペリカン石けんの煙突 黙って立ってるよ ウララウララ 目と耳と鼻が互いに遠すぎて 砂丘の向こう側もまた同じ景色だ 眠りたいのに動き続けているよ 昆虫のような皮膚をしているよ 記憶の一個一個 アヒルの背中に乗って 街に出たまま 二度とは帰って来ない ウララウララ アポロの乗り組員達を土の中に埋めろよな 月は練馬区の方で笛吹いてた 安住の地はガムの銀紙の中だ もうおまえが何か言おうが聞こえない 帽子の上にぼくの言葉を喋るオウム ちょこんとのせて ぼくは干からびている ウララウララ ウララウララ ウララウララ ウララウララ 少年のぼくがドアをノックするので ぼくはこわくて布団かぶってるよ 木のテーブルの上にはカブト虫が Fade Out
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