歌詞 イヤな事だらけの世の中で サザンオールスターズ
作詞
桑田佳祐
作曲
桑田佳祐
月はおぼろ花麗し春は霞か桜は紅枝垂
簾越しに鴨川は流れ祇園囃子に浮かれて蝶時雨
溜め息に訳など無いわ未練など鳴呼...
悲しみを置き去りにして慰めの言葉で殺めてくれ
イヤな事だらけの世の中でひとり生きるのは辛いけど
この町はずれの夕焼けが濡れた頬を朱で真っ赤に染める
嵐山は化粧いいろは紅葉黄金に揺れる稲穂に秋あかね
心乱れ人恋しや凍てつく胸に小雪が舞っている
あてもなくさ迷いながらこの世から鳴呼...
躊躇いがよぎるその前にとびきりの笑顔で逝かせてくれ
ある朝目覚めたその場所は君と結ばれた花見小路
憎たらしいほど惚れさせていつか地獄の底で待ってる
嘘ばかりつく女それを真に受けた男
イヤな事だらけの世の中で登る坂道は向かい風
あの懐かしい日の想い出が酔えば身に染む涙ホロリ