妄想K氏の随筆

私はいつかの為に妄想する。 夢のない最果てへ手を伸ばすため、 ただそれだけの為に妄想する。 哀しみを賛美するため。 劣情を掻き立てるため。 それだけのために妄想する。 来るべき日の苦しみの日から逃れたい。 憂鬱と倦怠が混ざり合う未来が怖いから。 吐き出すために書き続けてる。