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【RPGプロジェクト】努力と才能

カテゴリ 企画・募集
メンバー2
コメント174
⚠関係者のみ 【第一話】 ①空気(洗浄機) ②迷ヰ猫04 ★子柚叶 ①「ふっふっふっ、今日も大量ですね!」 ②「ちょっと深くまで来すぎたんじゃない?」 ①「大丈夫だって!②は心配症なんだから!」 ②「そうは言っても…またみんなに怒られちゃうよ?」 ①「手柄あげればいいんだって!ほら、この辺手応えないし!」 ★①と②がいるのは、階層10階。普段ならもっと大人数で登るような階である。 ①「あっ!あれがボスの部屋かな?絶対いいアイテムドロップするじゃん!」 ②「ねえ、やめとこう?ボス攻略に私(僕)たちだけなんて無理に決まって…」 ①「大丈夫!②だって今まで努力してきたんでしょ?」 ②「それはそうだけど…」 ①「ほら!」 ★①が扉を押す。鈍い音をたてて開く扉。 ②「真っ暗だよ…ねぇ、やめよう?」 ①「えー?やる気なくなるじゃん!」 ★部屋の中央へと足を踏み入れる二人。と同時に部屋中のろうそくに火がつき、その全貌が露わになった。 ①「いつもと変わんないじゃん!こんなの余裕だって!」 ②「①後ろ!」 ①「えっ…?」 【第二話】 ①空気(洗浄機) ②迷ヰ猫04 ③いずみなな ★子柚叶 ★そこにいたのは首が五つあるドラゴンのようなモンスターだ。 ①「レベル30…?なんで?!この辺の雑魚なんて10レベルばっかりなのに…」 ②「フロアボスだからでしょ?!はやく、帰ろう!私たちだけじゃ無理だよ!!」 ①「ボスの部屋ってさ…転移できないの…誰かが外から開けてくれるまで出れないの…」 ②「そっそんな…」 ★そのとき、ドラゴンの赤い首が動き出した。どうやら二人を認識したようだ。 ②「①危ない!!」 ★②が①を押すのと同時にドラゴンが炎を吹き出す。フロア全体が赤く染まる。 ①「ねぇ!②!ねえってば!」 ★①を庇った②がダメージを負った。ライフのゲージが赤く点滅しはじめる。 ①「ごめん、私のせいで…やっぱりやめとけばよかった…」 ②「だ、大丈夫…私がドジなだけだから…①は私より強いから…きっと…」 ★火傷による状態異常のため、ライフが減り続ける。ゲージはもうすぐ尽きてしまいそうだ。 ①「大変!えっとえっと…こういうときどうしたらいいんだっけ…」 ★焦りで頭がまわらない。 ①「ごめん、ごめんね…」 ★涙が②の服に落ちて染みになる。 ①「誰か…誰か!!!」 ③「レイズ!」 ①「えっ…?」 【第三話】 ①空気(洗浄機) ②迷ヰ猫04 ③いずみなな ④つー ⑤春月 ★子柚叶 ③「(`・ω・´)ふー間に合った!ね?④?」 ④「(よっ、と)間一髪だったけどね。①〜②〜無事?」 ③「⑤が気付いてくれてよかったよ~」 ④「さぁ、僕らの仲間を傷つけたんだ。それなりの覚悟はしてもらわないと」 ★現れたのは④と⑤。どうやら、①と②を監視していた⑤が気付いたらしい。 ①「③…④…ありがとう…ございます」 ③「あー私(僕)回復とか専門じゃないから、とりあえずポーションでも飲ませてて!」 ★そう言って緑色の液体の入った瓶を投げてくる。 ①「…ごめんなさい私(僕)のせいで…」 ④「後悔する前に!とりあえずここを終わらせないとね( ´︶` )」 ③「どーせいつかは攻略するんだからさ!それが遅かれ早かれ!どーってことないって!」 ★二人の声にまた涙が零れてくる。 ②「あれ…?私(僕)…」 ①「②!ごめん…痛い思いさせて…」 ②「ううん、大丈夫…さぁ、私たちも戦おう。」 【第四話】 ①空気(洗浄機) ②迷ヰ猫04 ③いずみなな ④つー ⑤春月 ★子柚叶 ★無事にギルドまで戻ってきた四人は⑤にこっぴどく叱られた。 ⑤「もし私(僕)が監視してなかったら今頃あんたたちここにいないから。わかる?反省してる?ほら、ちゃんと目見て!それに③と④ももう少し人連れていけよ。なにカッコつけて二人で行ってんの。そのくせボロボロだし、ギリギリだし…③は召喚魔法だけじゃなくてもっと回復魔法も練習しとくべきだね。それから…」 ★「まぁまぁ、いいじゃないですか!皆さんこうして帰ってこられたんですから!!」⑤の怒りはなかなかおさまらない。 ③「あっそーいえばね…」 ★③が①と②のほうをチラッとみる ①「実は、これがドロップして…」 ★そう言って鞄から取り出したのは… ⑤「卵…?」 ②「そうなんです…ボスのドラゴンが大切に守っていたのはこれだったんです!」 ④「まさか、あのドラゴンの卵...?!( ✧д✧)(換金したい)」 ③「赤ちゃんドラゴンみんなで育てよーよ!!」 ①「えっ?!育てるのはちょっと…」 ③「①!助けてやった恩を忘れるのかー???」 ①「ひっ…」 ⑤「これは私が預かろう。」 ★そう言って⑤が持ち去ってしまった。 ③「絶対可愛いのに…」 ④「首が五本もあるアレのどこが…?」 ③「つぶらな瞳…?」 ④「ワォ…( ˙-˙ )」 ②「というか、③はあのドラゴン召喚できないんですか?」 ③「私(僕)は精霊使いだからあくまでも…」 ①「あれは精霊ではないですね…」 ③「まっいいや!よし!これから打ち上げ!やろ!10階突破記念に!!」 ★勇者たちの冒険はまだまだ続く
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