花札ユニット｢金烏玉菟｣ メンバーのみ

時は江戸、或る色街の片隅に｢金烏玉菟｣と呼ばれるならず者達が在ったという─── [陽炎] 桜→ねぅ王子 名家の息女であったが、没落し新造となる。昔から己に仕えているくノ一の梅を重宝しているように見えるものの、無意識にものとして扱う素振りを見せる。 ｢この子は私の願いはなぁんでも叶えてくれるの！素敵でしょう？｣ 藤→佐久穂 牡丹に仕える用心棒。病を患っており、牡丹から報酬としてもらう薬で痛みを紛らわしている。そのため薬物中毒であり、薬を飲むと性格まで変わる。 ｢こんなお人でも我が主人なのです......その手は離していただいてよろしいかしら｣ 菖蒲→綾(副主催) 男勝りな博打打ち。色街にあるあらゆる賭場に顔を出し、いかさま同様の手で浪士や町人から金を巻き上げている。しかし、その勝ちにケチをつけられるとすぐに手が出る短気な性格。 ｢あん？如何様？おいおい、言い掛かりはよしてくんな...うっかり人を殺しちゃあ賭場に出られなくなっちまう｣ [蝉時雨] 牡丹→みるじゃ 怪しげな商品ばかりを取り扱う闇商人で桐の実姉。お客相手の穏やかな口ぶりとは反対に、金の亡者で利益のために手段を選ばないところがある。用心棒である藤を使い、人を殺したことも。 ｢河童の妙薬に鬼の呪符...金さえあれば幾らでも売ってやるさ、たとえ人殺しの道具だろうとね｣ 萩→鈴蘭 見世物小屋の女主人。見世物としているのは人間が殆どだが、ごく偶に人ではないものを仕入れてくることがある。とある理由で牡丹から惚れ薬を買い続けている。にこやかながらも掴みどころがなく、見た目は幼い。 ｢あら、お久し振りですね旦那。今宵はとびきりの子が居るんですよ......如何です？｣ 芒→さやは(副主催) 客を取れるようになったばかりの新造。明るく無邪気な少女であるものの、人間の目に異常なまでの執着を持つ。上客には目を強請ることもある。牡丹から買った目を特別に誂えた箱に詰め、宝物としている。 ｢ひぃ、ふぅ、みぃ......あぁこれはあの方の目だったかしら...ふふ、とっても綺麗で素敵...！｣ [星月夜] 菊→樹 勝気な花魁。厄介な客に心中を迫られ、死にかけた過去がある。義理人情に厚い一面もあるが、客には基本的に冷徹で興味関心を持たない。人心掌握に長けている反面、恨みを買うことも多い。 ｢おや、珍しいお客だねぇ。真っ当な生き方をしてるようにゃ見えないけれど...ま、可笑しな事をしでかさなけりゃ何でもいいさ｣ 紅葉→ひな 遊女御用達の用心棒。はつらつとした笑みで誰からも可愛がられるがその実、誰にも心を許さず｢裏切り｣に罪悪感を持たない。菊の外出の際にはよく用心棒として依頼を受ける。 ｢あたしにかかればこれくらい造作も...え？怪我？あ、いいよ、触んないで...自分でやれる｣ 柳→シオラン 飄々とした情報屋。様々な場所に情報源を持っており、あらゆる情報を手中に収めているとか。情報により利益を得ることよりも、情報を得ることを目的としている。狡猾ながらも不器用な一面も見せる。 ｢なんだか面白そうな話をしてるじゃあないか。その話私にも聞かしてくれるかい？｣ [狐火] 桐→黒猫04 まだ歳若いスリで牡丹の実妹。金の亡者な牡丹を嫌い、家を飛び出した。しかしながら牡丹に仕える藤は慕っており、藤の病を治す薬を買うためにスリを繰り返す。金のために柳に情報を売る。 ｢手元がお留守だよっと...小娘だって舐めてたくせに銭をスられちゃとんだ阿呆だね、あの旦那｣ 松→咲羅 萩が主人を務める見世物小屋の呼び込み。朗らかで人の良い性格だが、賭事にのめり込み借金を抱えている。その影響で自殺願望があり、度々死のうとする。普段は可愛らしいものに目がない。 ｢さぁさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい！今宵、舞台に上がるは半妖の侍、その剣さばきをとくとご覧あれ！｣ 梅→ねむたがり 桜に仕えるくノ一。桜が没落し、新造となってからも仕えており一見桜を慕っているように見えるが実際は自分をモノ扱いする桜を殺したいほど嫌悪している。しかし、とある理由から殺せない。 ｢貴方様は......あぁ、あの人をよく買っているお侍様ですね。殺したい程嫌いではありますが、今は一応守らねばならぬ立場なので死んでもらっても？｣ [一朶] 蝶→Aruto 常に冷静沈着な易者。幼い割に年齢らしからぬ行動が多く、他人に対する執着がほとんど無い。柳の実弟で、訪れた客に関する情報を柳に流している。菊の見世で営業しており、昔一目見た桜に恋心を抱いている。 ｢へぇ、死病？それは大変だ。それならそうだなぁ...楽に死ねる術でもかけてあげようか？｣ 鹿→ゆき。 掴みどころのない能楽師で元は忍び。快楽主義者で色んな問題に首を突っ込んでは引っ掻き回し、絶望に暮れる人の姿を見て楽しんでいる。刹那主義的なところもあり、昔関係のあった梅に対しても素っ気ない。 ｢思い出ってのは、泡みてぇなもんでしょう？そんなもんに縋るなんざ、あんた相当な大馬鹿者だ｣ 猪→(現在不在) 陽気でおおらかな太鼓持ち。菊の見世で太鼓持ちをしており、菊に好意がある。また、昔菊が殺されそうになったところを救った恩人。とある理由から柳に脅されており情報を流している。陽気な顔の裏には何やら別の顔も持ち合わせている様子。 ｢合縁奇縁、縁ってのは一度繋がっちまったらどんなもんだろうと大切にしなきゃあならねぇもんさ｣ ↓今後の予定↓ 9月:グループによる合唱 10月:シャッフルグループによる合唱 1）藤、牡丹、梅→いろは唄 2）萩、柳、桐→打上花火 3）菖蒲、紅葉、松→シリョクケンサ 4）桜、芒、菊→吉原ラメント 【金烏玉菟】プレイリスト⏬ https://nana-music.com/playlists/2459852/ やりたい曲、改善点などあれば言っていただけると幸いです。 これからみなさんと一緒に、素敵なユニットにしていきたいと思いますのでよろしくお願い致します！