長編台本「変態でもある」
作者 蓮悟/瀬良,高橋
長編台本「変態でもある」
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7分ぐらいあるけど内容は軽いやつです!
前書いたのの焼き直しだけどね。
エフェクト向けのnanaらしい長編台本になってると思います(?)
よろしくです!
※フリーBGMをお借りしています。
※無音版は優雨さんが素敵にコラボしてくれてます!
※画像のワンちゃんは特に関係無いので画像コラボも○です!
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【前書き】※当時書いたもの
30分ぐらいの長編台本書こうかな、と思ったら6分尺ぐらいで力尽きてしまったのでnanaに投げます。
まぁこういうの何本か書いて練習していきたいすね…!
その内ね!
nana内でコラボなり、LIVE生劇なり、ご自由にお使い下さい!
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【登場人物】
・瀬良涼子〈せら りょうこ〉
黒髪長身和風美女。高2。名門篠宮学園(しのみやがくえん)で弓道部部長を務める、文武両道の秀才である。変態でもある。
・高橋尚太〈たかはし しょうた〉
見た目ショタの高1。涼子の弓道部の後輩。涼子を一途に想い続けているが、自分では釣り合わないとも思っている。
実は変態でもある。
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【台本】
※()内は心の声なので、エコー掛けられる方はエコーを。生劇等では、何とかそれらしく演じ分けて下さい。おまかせ!
[ 篠宮学園グラウンド ]
瀬良「高橋!走り込みが足りん!お前だけもう一周!」
高橋「は、はいぃ…!」
瀬良「(私は瀬良涼子。名門、篠宮学園で弓道部部長を務めている。ウチの部は全国でも屈指の強豪…コイツみたいな軟弱者は、私が責任を持って鍛えねばならない。そう…)」
高橋「はぁっ…はぁっ…!」
瀬良「(責任持って鍛えねば…ドゥウフフ…!)何をやっている…!遅いぞ高橋!!」
高橋「くぅっ…!」
瀬良「(コイツ…!男の癖に何て綺麗な顔してるんだ!頬も紅潮して…!ヤバいだろ!!犯罪か!!!)…もう良い、今日は帰れ。」
高橋「ぶ、部長…!」
瀬良「(めちゃくちゃヒドいこと言ったらコイツどんな顔するかな…見たい…!いや、これは愛の鞭…必要な措置なのだ…)お前みたいな者はウチの部にそぐわない。今日中に退部届を書いておくように!」
高橋「そんな…」
瀬良「(ほぉゥッ!泣き顔…!最高すぎ!!目に焼き付ける♡♡♡…そうだ!!)…高橋、私が憎いか?」
高橋「い、いえ。」
瀬良「そうだ!憎いだろう…!(もっと憎々しい目でコッチを見ろ高橋…!私はMもイケる口だ!)」
高橋「…先輩は、こんな僕でも見捨てないでいてくれますから。」
瀬良「(違う!高橋!そういうの良いから蔑め!馬鹿!)…部長の務めを果たしているだけだ。お前に興味など無い。」
高橋「僕、もっと頑張ります…!いつか先輩にも認めてもらえるように!」
瀬良「(えーッ!?ヤダヤダ…駄目な高橋が良い…!もっと駄目な高橋見たい!!)…フッ…万年ビリのお前が、そんな生意気を言うなんてな。期待せずに待ってるぞ。今日はもう帰って休め。」
高橋「…ありがとうございました!」
瀬良「…励めよ、高橋。(嘘だぞ。もっと駄目になれよ。)」
高橋「…はい!」
〈間〉
[ 風呂場(瀬良宅) ]
※水の音とか入れるとそれっぽいです(任意)
瀬良「お風呂♪お風呂♪」
瀬良「いやぁ今日の高橋も最高だったなぁ…!」
瀬良「部長とかいうメンドい立場じゃなければ、組み敷いてるけどね!!!その場でもう致してるよね!!!」
瀬良「まぁ卒業したら即、籍入れるから良いか…我慢我慢…」
瀬良「おっと…!アイツの隠し撮り鑑賞会するんだった!涼子!出まーす!!!」
〈間〉
[ 風呂場(高橋宅) ]
※水の音とか入れるとそれっぽいです(任意)
高橋「あぁ…良い湯だな。」
高橋「今日の先輩も…カッコよかったな…」
高橋「だ、駄目だ駄目だ…!こんなだから軟弱者って言われちゃうんだ!しっかりしろ尚太!」
高橋「…いつまでもお荷物じゃ、一生振り向いてもらえないもんな。」
高橋「絶対…!先輩にふさわしい強い男になるぞ!!」
高橋「あ、やばい…のぼせる…」
〈間〉
[ 高橋宅 ]
瀬良「高橋…大会を控えたこの大事な時期に、風邪だと?舐めてるのかお前。(うわ汗ビッショリ…舐め回してぇ…)」
高橋「す、すみませ…ゲホゲホッ!」
瀬良「もう良い。仕方ないから私が看病してやる。(特別だぞ☆)」
高橋「じ、自分でなおゴホッ…!」
瀬良「早く治してもらわないと、私が困るんだ。補欠とはいえ、居た方がマシだからな。(ホントは看病したいだけだけどw)」
高橋「ご迷惑お掛けしてすみません…」
瀬良「病人が喋るな。さ、服を脱げ。(グフフ…)」
高橋「えっ!?」
瀬良「体拭いてやる…何か今、いやらしいことでも考えたのか?(はい!さっきから考えてまーす!!)」
高橋「そ、そんなことは…!!」
瀬良「この変態め…汚らわしい。(なんつってwww)」
高橋「うぅっ…」
瀬良「…ふん。誠に遺憾だが下も拭いてやる。ほら早く脱げ。(ハァハァハァ…!!)」
高橋「え、いや下は流石に…」
瀬良「(やべっ!!)冗談に決まってるだろ変態。全くお前は見下げ果てた奴だな…」
高橋「そ、そうですよね。自分が、情けないです…」
瀬良「(助かった…!ん?)」
高橋「いつまでも先輩のお荷物で…!僕なんか!」
瀬良「(な、なんかヘコんでるぞコイツ。どうしよう…とりあえずドラマで見たやつやるか…!)馬鹿者!!!」
【ビンタする音】※入れて下さい🙇♂
高橋「痛ッ…!?」
瀬良「(確かビンタした後メッチャ良いこと言うんだよな。)」
高橋「先輩…?」
瀬良「(…セリフ何だっけ?)」
高橋「なぜビンタを…?」
瀬良「なぜか…分かるか?」
高橋「…そういうことですか。良く分かりました。」
瀬良「(なんか勝手に納得してくれた!ラッキー!)そうだ。そういうことだ。」
高橋「先輩、本当は僕のこと嫌いだったんですね。」
瀬良「…えっ!?」
高橋「今までは愛の鞭だと思ってたけど、いくら何でもヒドすぎますもん。最近。僕に嫌われたくてやってるとしか思えないです。」
瀬良「た、高橋…!(一部合ってるけど!!)」
高橋「僕がウザったくて、自分から辞めてほしくてやってるんでしょ。気付けなくてすみませんでした!」
瀬良「ち、違うんだ高橋!(拗ねるところも可愛いけど高橋!)」
高橋「すみませんでし…た!!」
瀬良「意外とめんどくさいなお前!」
高橋「…出てって下さい。弓道部も辞めます。今までありがとうございました。」
瀬良「…意味が良く伝わってないようだな。」
高橋「せ、先輩なんですかいきなり脱ぎ出して…!やめて下さい!!」
瀬良「バッチリ見てるじゃないか!今からお前を襲う!!」
高橋「い、意味が分かりません!!」
瀬良「私の愛に気付かないお前が悪い!!!」
高橋「や、やめて!!!キャァァッー!!」
〈間〉
高橋「(こうして僕達は付き合うことになりました。)」
瀬良「何を考えている高橋…?私の下着姿か?」
高橋「(先輩は思ったより変態でしたが…)い、いえ。」
瀬良「ならもう行くぞ。次の大会はお前がエースになれるように…」
瀬良「…私が付きっ切りで指導、してやる。」
高橋「…はい!(やっぱり先輩は、素敵です!)」
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コメント
5件
- こまち🚅お借りしました🙇♀️
- 蓮悟@後ほど聴きます!😆👂
- 那智犬@前垢は鑑賞用コラボ先にてお借りしました! 高橋くんあてがきかと思うぐらい音ちゃんに ピッタリで変態部長楽しく演じさせていただきましたw 素敵な台本をありがとうございます🙏💕
- 蓮悟@後ほど聴きます!😆👂
- 無音で雨 @声劇台本コラボお邪魔します!めっちゃ台本面白かったです🤭✨✨ このたびはお誘いありがとうございます🥰