みにくいアヒルの子(前半)
あかぶる
みにくいアヒルの子(前半)
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僕はどこへ行っても仲間外れのアヒルの子いらない子
周りの仲間や兄弟たちにも「みにくい」といじめられて
お母さんにまで「お前がどこかに行ってくれたら」
と言われて逃げ出しました
行くあてもなく彷徨っているある日
白鳥の群れを見かけました
美しさに見惚れながら「あの群れの仲間に入れてもらえたらどんなにうれしいだろう」
けど自分に自信がなくて怖くてまた逃げ出した
ひとりぼっちで寒い冬を越えると
ようやく春がやってきました
つばさで羽ばたいてみると
前よりも強く空気をうつことができて
少しだけ飛ぶことができた
そんなとき目の前に再び美しい
白鳥の群れが現れた
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