星を食べる(その2)
たま
星を食べる(その2)
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目がさめるまでは とても自然でいいのに
歩道橋をわたり 見上げた空の月が
あのいやな人の顔そっくりにしているので
ぼくは目をそらして新しいガムを噛む
化石のとれそうな場所で 星空がきれいで ぼくは君の首を
そっとしめたくなる
音のない空にうかんだ 星を食べる君
とまらないひざのふるえに くぎをさしながら
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