【二人声劇】天使はチョコが好き

読み手: 台本:砂糖水

自分を知ることは何よりも難しいのかもしれない ▶︎「」 ▷『』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▶︎その日、空からまばゆい光と共に 一人の少年が舞い降りた ▶︎「はい、チョコレート」 ▷『ありがとう』 ▶︎「いっつもチョコしか食べないけど、 ほんとにそれでいいの？」 ▷『今のところ問題はない』 ▶︎「ほんと…天使くんって何者？」 ▷『わからない 君たちも自分が何かと聞かれれば、 返答に困るんじゃないのか』 ▶︎「私たちはただの人間だからなあ」 ▷『僕からすれば人間こそ未知のものだ 数が多く、思考も思想もそれぞれ違う… そして恐ろしい』 ▶︎政府に天使と呼ばれた何の記憶も持たない少年は なんとか逃げだし、私の元へ辿り着いた ▷『君のような人間もいる… 何の得もないのに僕を助けてくれた 人間は不思議だな』 ▶︎「ただの気まぐれだけどね でもわかったことは、 天使はチョコ好きってだけかぁ」 ▷『あぁ、人は恐ろしいがチョコは素晴らしい』 ▶︎「天使くんはこれからどうしたいの？」 ▷『僕は自分を知りたい…が、政府に捕まり実験動物になるつもりはない…』 ▶︎「まぁ、そうだよね じゃあ一緒に考えよっか」 ▶︎『…ありがとう』 まだ人間を知りたいとは思わない だが君を知りたいと、僕は思った ーーーーーーーーーーーーーーーーーー #台本 #砂糖水の台本 #声劇 #声劇台本 #コラボ歓迎 #恋愛 #2人声劇 #ファンタジー #天使 #チョコレート #シリアス #優しい #記憶喪失 #二人声劇 #P8 ご自由にお使いください