水平線　

back number

2021年1月26日に小学生からずっと仲良くしていた友達が亡くなりました。 高校2年生あたりから疎遠になってしまい、なかなか会う機会もないまま成人式で再会する事ができました。 そしてそれから三年が経ち、彼は亡くなってしまいました。 以前から、心の病を患っており高校の時から療養をしていました。 一緒のチームでフットサルをしたりいつも笑顔いっぱいの奴だから、成人式でも皆んなに心配かけないように笑顔でいてくれたんだなと今になって思います。 僕らに出来ることは少なかったかもしれないけど、もっと何か出来たんじゃないか。訃報の知らせを聞いた時からずっと考えてしまいます。 僕は喧嘩を最後に彼と会うことが出来ませんでした。 自分の身近な人間がいつ居なくなってしまうかわからない。だからこそ悔いを残さないなんてことは出来ないけど、できる限り後悔をしない生き方をしてほしい。そして喧嘩したら絶対仲直りしてください。当たり前の事だけど、僕と彼はそれが出来なかった。心残りで仕方ないです。 今回この曲を歌ったのは、自分に出来なかった事がたくさん歌詞に詰まっているから。彼が痛みを感じた時に寄り添う事が出来なかった。 今日彼の最期の姿を見て謝る事しか出来なかったけど、この曲が彼に届くように心を込めて歌いました。 俺と出会ってくれてありがとう。 楽しい日々をありがとう。 長々と申し訳ありません。 最後まで読んでくれた方本当にありがとうございました。 水平線　/ back number 出来るだけ嘘は無い様に どんな時も優しくあれるように 人が痛みを感じた時には 自分の事のように思えるように 正しさを別の正しさで 失くす悲しみにも出会うけれど 水平線が光る朝に あなたの希望が崩れ落ちて 風に飛ばされる欠片に 誰かが綺麗と呟いてる 悲しい声で歌いながら いつしか海に流れ着いて 光って あなたはそれを見るでしょう #backnumber #水平線 #ええむ伴奏