【声劇】奇怪探偵の黙示録 其ノ二
探偵:【】 台本:とにぃ
【声劇】奇怪探偵の黙示録 其ノ二
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一人用声劇台本です。
嗚呼、そんな泥の付いた革靴で上がらないでくれたまえ、馬鹿が移りそうだ。
その安物のスーツの皺の付き方と顔色のよどみから見るに、興味深い事件を押し付けられて四日間ろくに寝なかったのだろうな。
ただでさえ使えない頭を睡眠不足から処理能力が四割落ちた君には到底無理だろうな。
で、どんな事件を持ってきたのかい松倉君?
(しっとりとしたハンサム声)
(01:02~)
……ほう、ふはは、はは……あっははァァ!!!
現実は小説より奇なり!!
この事件、必ずや私が解決して差し上げよう。
だが一つだけ言わせて貰おうか、僕は君の救世主でもましてや英雄でもない。
―――探偵だ。
(00:40~)
(ナレーション)
時は明治維新、埃の溜まった部屋が敷き詰められている屋敷の書斎の中の話。
一人は風貌優美にして、口から出る言葉は神父ですら眉根をひそめ、奇怪な事件にのみ心を揺すぶられるこの男、深山。
そしてもう一人、世の波、人の波そして変人の言葉の波に押され日々を悶々と生きるうら若き刑事、松倉。
この二人が送る、奇想天外摩訶不思議なミステリー!!
この事件、私の黙示録に留めておこう。
(00:17~)
(ナレーション)
奇怪探偵の目次録、九月一日より放送開始
夜は短い、急ぐんだ少年たちよ!
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フォロワー様感謝企画第一弾作品です🙌
【奇怪探偵の黙示録】
https://nana-music.com/sounds/0388f460/
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