【一人声劇】迷い込んだ先は
台本【ぱんだ】BGM【狐のリサ】
【一人声劇】迷い込んだ先は
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アドリブ・一人称変更・語尾等
台詞をがらっと変えない程度であれば変更可能です。
※当方初台本な為、色々大目に見ていただけると有難いです、
▼▼以降、台本です←
好いた女子(おなご)に振られた私は
途方も無く歩き続け、とある森に迷い込んだ。
そこにいたのは美しい金色の毛並みを纏った狐。
名を珱(ヨウ)と云(い)った。
珱はこの森の守り神らしく、
森の動物は皆(みな)珱に従っておるようだった。
「ここに来たのはお前に意思があったからじゃ。」
『何の話だ』
「…なぁに、じきに分かるさ。」
数日して
私の住む村が焼けて無くなった、と知らせを聞いた。
『…お前は、!知っていたのか!』
「何の話じゃろうな、…それに今更帰れないさ。」
「その姿でどう還(かえ)る。」
『…これは、!』
「…ここで儂(わし)と共に暮らせ、_____…凪津(ナツ)」
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▷凪津(ナツ)
森の近くに住む20代半ばの青年。
好きな女子に振られ傷心のなか歩き迷い込んだのはとある森。
そこに居た美しい金色の毛並みの狐に一瞬心を奪われた為自我を保つ事が出来、人間の姿で居る事が出来た。
しかし自分の故郷の村を焼かれ再び空虚に包まれた為自我を保てず人間の姿から猫の姿になってしまう。
小さい頃も一度この森に迷い込んでいるようで…。
▷珱(ヨウ)
森の守り神(狐の妖怪)。
推定年齢572歳。見た目は30歳手前程。
普段は和服を身に纏う普通の青年だが金色の耳と金色の9つに分かれた尻尾は残ったまま。人間の前では普通の狐に戻る。
森の動物に命令して村を焼き払った張本人。
昔迷い込んだ凪津に一目で惹かれ、また戻ってくるのを待っていた。
▷この森は自我を保った人間には影響は無いが、傷付いた等で自我を保てない人間を喰う(動物に変えてしまう)力がある。
#ぱんだの台本 #狐 #妖怪 #一人声劇 #ひとり声劇 #妖しい
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