【声劇台本】桜散る時ゆめの頃。【時の頃シリーズ】

トキカミ:

時の頃シリーズ第13弾です«٩(*´ ꒳ `*)۶» 今回は朗読ではないです！w ひとり声劇です！ 13……何か起こりそうな数字← ❅*॰ॱ時の頃シリーズとは 幕末を駆け回る1人の人間と、時を司る不死の神との、切なく儚い一幕となっております。 http://nana-music.com/playlists/612382/ 性別やアレンジ、アドリブ大歓迎です！ 拍手は煩わしいでしょうからなくて大丈夫です（笑） ...................................................... おや、迷い込んでしまったのかい？ うむ、どうにもその様らしいな。 すぐに出口まで案内してやっても良いが……せっかくだしどうだ、少し話をしないか？ ほら、こんなに見事な桜があるんだ。見ずにどうする。 ……心配するな、取って食うわけでも、惑わせて揶揄うつもりもない。 わたしはトキカミ。時を司る神。 ……そうか、お前はそんなにも遠い地から歩いてきたのか。素直に尊敬する！ 何かを求めて来たのか、はたまた気まぐれか。 ……なるほど、優しさに触れる旅！ それは良い！ 出会う者はみな素晴らしい。同じ者はひとつとて居ない。善も悪も、すべて。 (｢～言ったものだ｣まで呟くように) ただそれ故に……少しでも長く、みなと共に居ることを望んでしまうのだがな。 ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらん、とは……よく言ったものだ。 ……ああ、何でもない。呆けていた。 そろそろ出口へ案内しよう。 ――新たに出会った優しい者の旅路に、幸あらんことを。 ...................................................... #声劇 #声劇台本 #台本 #時の頃シリーズ #ひとり声劇 #即興BGM