【声劇】悪魔の贄 【台本】

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悪魔への生贄として捧げられた少女の話。 お久しぶりです、くろわっさんです！ 今回は自らの欲の為に他人の命を捧げる…そんな歪んだ世界に絶望する少女の話です。 時間の問題で入れられませんでしたが、この少女が生贄に選ばれた理由は、家族がいなくて、普段から虐げられていたから、です。 アレンジ、性別、ご自由に！ ご意見なんかも頂けたら喜びます！ ……………………………………………… ○ 少女 ◆ ？？ ◆よぉ。 なあ、なんでお前こんなとこに繋がれてんの？ ○…私の魂を、悪魔に捧げるんだって。 そうすれば皆が救われるって…っていうかあんた、誰？ ◆へ〜、イケニエってやつか。まさか未だにそんな事本気でやる奴らがいるとはねぇ。 ○いや、だから、あんた誰って… ◆誰でもいーじゃん。それよりさ、教えてよ。お前は、それでいいわけ？他人のために命を捧げるって？ ○…私が死んで、みんなが助かるなら、それでいい。 ◆ほんとに？その皆って、お前が命を捨ててまで守るべき奴らなの？ ○…うるさい。 ◆お前を殺そうとする、そいつらを憎いとは思わないの？ ○…うるさい、うるさい…！！ 憎いに決まってる！ でも、どうせ…こんな狂った世界、生きてたって仕方ないじゃない！ ◆(手を叩いて) ははっ、上出来。 いいねえ、気に入った。お前が望むなら、俺の力を貸してやる ○…は？ ◆あ、あとさ。 そもそも俺、お前の魂とかいらねぇから。 ○は、何言って…あんた、まさか… ◆くははっ、そういう事。 嫌になったんならさ、こんなイカれた世界…ぶっ壊してやればいいんだよ。 ……………………………………………… 彼女は、悪魔の誘惑を受けるのでしょうか。