歌詞 面影ワープ nano.RIPE
作詞
きみコ
作曲
佐々木淳
地平線をなぞるように空と地球を繋いでる雲が
ぼくの住むこの街をぐるりと囲った夢うつつの昼下がりに
綿菓子みたいなそれを千切り微かに空いた穴の向こう側
目を凝らせば小さな夏の入り口がほら
注ぐ蝉時雨追いかけてたカブトムシ
溶けたアイスキャンディ 巻き戻る記憶
きみがぼくに隠していた夜と朝のあいだのヒミツは
鍵のない箱の中しまい込んだきり今も眠りに就いたままだ
零れた光は強さを増し気が付けばぼくは手を伸ばしてる
触れないから動けなくてまた胸を焦がすけど
注ぐ夏の陽に追いかけてたきみの声
焼けたコンクリート揺れる陽炎
本当は少し怖くて触れなかったカブトムシ
涙の跡に砂を泥まみれで笑う
夏に見とれてたふたり歩いた帰り道
二度と戻ることはないでも消えない模様