* 僕に心を 君に花束を 揺れる髪だけ靡くままにして 箱の中の小さい家の、二人で並んだキッチンの小窓のカーテンの先の思い出の庭に、春の日差しを一つ埋めて、たまには少しの水をやって、小さな枇杷が生ったとき忘れてください 僕に 僕に 僕に 僕に心を 君に花束を 揺れる髪だけ靡くままにして 僕に言葉を 君の鼻歌を 長い長い迷路の先に置いて * #はぎぴあの