#なま伴奏 #月のしずく #柴崎コウ #RUI 匂艶(にじいろ)は 愛をささやく吐息 戦 災う声は 蝉時雨(せみしぐれ)の風 時間の果てで 冷めゆく愛の温度(ぬくもり) 過ぎし儚き 思い出を照らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと 今、願いになる 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 下弦(かげん)の月が 浮かぶ 鏡のような水面