愛を知らぬは
女「小梅」男『コラボ者様』曲【シュリ様】
愛を知らぬは
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大塩様台本をお借りしました。
かなしく、せつない。
以下、大塩様キャプション
貴方/お前への愛にどうして最後まで気が付けなかったのか。
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シュリ様の素敵な曲をお借りいたしました。
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「」女:男を殺す為に育てられ役目を果たした為に切り捨てられた。
『』男:分厚い毛皮に覆われた化物。誰にも愛されなかった為に自分の心を理解しきれていない。
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「あの豊かな毛皮が濡れ鼠の様
でも殺しきれなかったのね」
『女よなぜ笑う』
「貴方がこんなにも容易く計画へと乗ってしまったから
人は嬉しい時笑うのでしょう」
『女よなぜ泣いている』
「なぜでしょう
利用するだけだったはずの貴方がこんなにも愛おしいからでしょうか」
『女よ私はどうすればいいのだ』
「如何様にも
私という枷が外れたのなら、貴方は何処へなりとも行けるはずです」
『私には何もわからないのだ
きっとお前が居らねば全てに意味はない』
「可愛いお方
きっと子供のままなのね
哀れで醜く、どこまでも純粋なお方」
『女よ何処へいく』
「ただ貴方の胸の内に
ふふふ
人とはこんなにも不合理だったのね
最後の最後に気がつくなんて
あぁそれは、なんて─────」
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設定
男
剣を通さぬ毛皮、鎧を引き裂く爪、千里を駆ける脚。今まで幾人もの騎士を食い殺した獣。
愛を知らず裂き、心を知らず潰し、安寧を知らぬままに男は貪った。
ただ1人の女と出会うまでは。
女
何も知らぬ男の手を取り、共に過ごし、慈しみと愛を持って接した。ただ男を殺す為に。
獣を殺す為に産まれ育てられた女はその柔和な笑みを浮かべながらも心を持たない。獣の弱点を知り、もう用済みであると切り捨てられる際も当然であると受け入れた。
男と過ごす中で己が浮かべていた笑みに最期に会話をするまで気がつくことなく男の腕の中で息絶えた。
読み
濡れ鼠(ぬれねずみ)
容易(たやす)く
如何様(いかよう)
何処(どこ)
醜(みにく)く
心の内(こころのうち)
追記
タイトルが不手際でお借りした曲のままになっていたので修正しました。
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コメント
2件
- 小梅@りっくん
- ニノコラボ失礼致しましたっ⭐