10/17 追記
大好きな場所にいて一年が経ちました!
私の音楽生活の支えとなる場所です☺️
感謝を込めて歌わせていただきました。
https://youtu.be/jvzHrpZ6qEM?si=SGs-nTsoUkXIf3tP
Aimer10周年イヤーを締めくくるアリーナツアー
"Cycle de 10 ans"に行ってきました!
今回はその感想をつらつらと書いていきます。長いよ。
まずタイトルはフランス語で「10年のサイクル」という意味。これまでの10年そしてこれから始まる10年、という意味が込められているそうです。
なのでセットリストも照明の当たり方もMCも、初期の彼女から今の彼女までを辿るようなライブでした。
定番曲から久々に歌う曲まで幅広く、まさしく彼女の10年を象徴するような曲たちが綴られていきました。
今回なんといっても素晴らしいなと思ったのはMCからの曲への流れ、逆も然り。
Ref:rain、Black Birdを歌った後には
「思えばこの曲を歌った頃から、みんなと顔を合わせて歌うようになった」
と言っていました。
消えてしまいたいと思いながら歌っていた彼女は、それを体現するかのように照明を落とし音楽のみを私たちに届けていたわけですが、それが顔を向けて歌うようになった、彼女の中でも大きな変化だったと思います。
今回特に印象に残った言葉が二つ。
「10年以上前の私も、そこの席から眩しいステージを見ていました。」
「あの頃の私に音楽を好きになって良かったねと言ってあげたいです。」
このセリフを聞いた時に、私が一度は思い描いた未来の私が言っていた言葉とほとんど同じことを言っていて少し拍子抜けしました。
そしてアンコールの最後にはじまりであるこの「六等星の夜」が歌われました。
いつでも全部の願いが叶うわけじゃない。
嬉しいと思ったことがずっと続くこともなく、気づいたら見失ってまた見つけて。
私も彼女の音楽と一緒に色んなものを見つけて見失い、そして今また光を掴もうとしています。
「星屑の中で出会えた奇跡が人混みの中にまた見えなくなる」
という歌詞がまさしくそうで、ここを聴いた時に私が音楽を始めたずっと昔から今までが走馬灯のように巡って涙が止まらなくなりました。
彼女を見つけた喜び、誰かに私のことを見つけてもらえた嬉しさ。
デビューした時の彼女が歌った時の気持ちと、今の気持ちは全然違うものとは分かりますが、それでも10年というサイクルの中でやはりこの曲に戻ってくることは運命じみたものを感じます。
人に見つけてもらうことはそんなに簡単なことではありません。だからせめて自分だけは自分の光を絶やさず見失わないようにいたい、そう強く思いました。
これから始まる彼女の新しい門出と10年を祝いながら、自分もまたここから新しいサイクルを始めていこうと決意した、そんな清々しい気持ちになれるライブでした。
そしていつか私も誰かに向けてこの日の彼女と同じ言葉が言えたら、これ以上幸せなことはないと思います。
新鮮な気持ちのまま伝えたかったのでこんな時間に歌ってしまいました。
誰かの新しいはじまりに添える歌でありますように。
コメント
3件
- つれづれコラボの通知を見たのは今朝でしたが、なんとなく気軽に聴きに行ってはいけない気がしたのと、曲からして夜に聴きたかったのもあり、このタイミングになりましたが、正解でした。 Aimerの10年間の歩みを踏まえた、2022年版の六等星の夜になっていると感じました。僕も今、新しい方向に一歩踏み出そうとしていて、キャプションに共感できる部分も多かったです。今はまだ六等星でも、いつかはスピカになれますように。
- ふわふわ@🔰 👨👨Lv.1「10年以上前の私も、そこの席から眩しいステージを見ていました。」 「あの頃の私に音楽を好きになって良かったねと言ってあげたいです。」 諦めなければ人は何にでもなれるのですね。
- ぱとろーなす。🕊️🎶いつか生でこの曲を聴いてみたいと思っております🥺👏👏👏👏