【キャラ紹介】🪐小住 まきな (cv.みるく)
はぴらび!
【キャラ紹介】🪐小住 まきな (cv.みるく)
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🪐小住 まきな コスモ マキナ (cv.みるく)
「5000件のアイドルのパフォーマンスを解析した。完璧なアイドルとなる分析は完璧」
大手機械メーカー小住グループの一人娘。色々なものを分析することが好きで、特にアイドルに熱狂する人々の心理に興味を持っている。一方でデータでしか知識を持たず、経験値が低いため意外なところで世間知らず。
好き:好奇心が刺激されるもの、新しい情報
特技:データ収集、分析
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❀special SS❀
高いビルが立ち並ぶ都心部。
その中でも一際高い大手機械メーカー小住グループの本社の一室。3つのパソコンの液晶が並べられている机の前で、1人の少女がキーボードを目にも止まらぬ早さで打ち続けている。
そこに、電子音が響いた。通話の通知だ。
『まきなお嬢様、例の件の……』
「データならとれてる。既に送信済み」
『も、申し訳ございません!確認します!』
端的に通話を終えてまきなはため息をつく。
パソコンのディスプレイには今最も人気のあるアイドルの兎佐このみのライブ映像が映し出されている。
「アイドルに熱狂する人々の心理、ライブ会場における感情の一体化、新規開拓にむけたイメージの転換……いくらデータを解析してもしきれない。アイドルの世界は本当に興味深い」
まきなは小住グループが今手がけている音楽関連機器のためにデータを集めている。けれどアイドルに対して夢中になる人々の心理はまだ分析しきれていない部分が多い。
「もっとデータを集めないと。……それで、あなたは誰?この建物には国内有数のセキュリティがかけられているはずだけど。セキュリティを見直さないといけないかな」
ディスプレイを見ていたまきながゲーミングチェアを回転させて後ろを振り返ると、そこには黒髪の少女が立っていた。
「いいえ、セキュリティには何も問題ないと思いますわよ?わたくしの前では人間のセキュリティなど無いも同然なだけですわ」
まきなと同じ歳くらいだろうか?危険物や武器を持っている様子はない。体格を見ても身体能力が著しく高い様子でもない。どうやってここに入り込んだのか理解できない。
じっと観察するまきなをよそ目に、侵入者の少女は慌てる様子もなく話し続ける。
「わたくし、訳あって『完璧なアイドル』になることを目指していますの」
「完璧なアイドル……」
「ソロアイドルというのも考えましたが、複数人のグループを作ることで、より多くの人々のニーズに合わせた活動ができるメリットを優先しましたの。そのためにはわたくしと志を同じに出来る実力のあるメンバーが必要ですの」
そこまで聞けば予想がついた。
「つまり私を勧誘しに来た?」
「話が早い方は好きですわよ。さすがわたくしの見込んだ頭脳と分析力の持ち主ですね」
少女はにっこりと微笑む。
まきなは考え込む。この少女の正体はわからないが未知の力を持っているらしい。そしてアイドルに誘われている。ライブ映像がまだ流れているディスプレイを横目で見る。この少女とアイドル。何故だろう。何だか胸の奥がうずうずドキドキする。初めての感覚だ。
そしてまきなはまだ知らない情報や好奇心が刺激されることが大好きなのだ。
「良いよ。アイドル、やってみよう」
だからまきなはその誘いに頷いたのだった。
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❁キャラ紹介 一覧❁︎
https://nana-music.com/playlists/3804151
❁素敵な伴奏ありがとうございます❁︎
YünΔp!ka様
https://nana-music.com/sounds/05e59d5f
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