ざんきょうざんか【あかぺら】
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ざんきょうざんか【あかぺら】
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誰が袖に咲く幻花
ただそこに藍を落とした
派手に色を溶かす夜に
銀朱の月を添えて
転がるように風を切って
躓くごとに強くなった
光も痛みも怒りも全部 抱きしめて
選ばれなければ 選べばいい
声よ 轟け 夜のその向こうへ
涙で滲んでた
あんなに遠くの景色まで響き渡れ
何を奏でて?誰に届けたくて?
不確かなままでいい
どんなに暗い感情も どんなに長い葛藤も
歌と散れ 残響
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