回想
作詩: Sken
回想
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君が色彩から
生まれた子どもだったことは
別人格の細胞だった頃も
手と手合わせて彷徨った夢の中
圧倒的な違和感に
黙っていた街路樹達が騒ぎだした
道草の第一歩だったことに
あゝ気づけば明日
夢の中に連れて行かれる
微睡みの中叫んだ言葉を綴れば
誰か気づくのだろうか
僕だってこと
僕だってこと
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