ライバルを目指した日
七瀬陸(とらまる) 台本:里奈
ライバルを目指した日
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天にぃぃぃぃ!
なんであの役なんて!
(ネタバレ回避)
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オレには、双子の兄がいる。
兄は、体が弱かったオレのために、歌やダンスでオレを笑顔にしてくれた。
でも、中学生になった頃、オレと天にぃは離れ離れになった。
九条が家に来て、店の経営を悪化させた挙句、天にぃのことを欲しいって言った。
天にぃを引き止めたけど、振り返らずに九条に着いて行ってしまった。
天にぃが居ないことよりも、天にぃに必要とされていなかったことが悲しかった。
何年か経つと、テレビに九条天が映っていた。
七瀬天と家族を捨ててまで、九条天が見ている世界をオレも見たい。
アイドルになりたいと話すと、両親は大反対だった。
でも、「諦めて100年生きるよりも、やりたいことを100年分やりたい」と言うと、両親も認めてくれた。
ラスト②
やっと天にぃにアイドルとして認めてもらえた。いつか、母さんや父さんのところに2人で会いに行けるといいな。そして、いつか4人で家族の時間を過ごせますように。
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