暁

福山雅治

"僕は信じる　あなたなら　どんな悲しみも 苦しみさえも生きてく力に出来ると" 1995年1月17日。 あの日襲った阪神淡路大震災から27年経ちました。 亡くなった方々へ哀悼の意を捧げるとともに、地震に限らず、様々な災害の発生やコロナウィルス拡大にも負けずに立ち向かっていこう！という意味を込めて、福山雅治さんの『暁』を歌わせていただきました。 今回は気をてらわず、シンプルに素直に心を込めて歌っています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 波風ひとつ立たない人生なんてない 時に神を憎むほどの出来事が襲っても… 僕は信じる　あなたなら　どんな悲しみも 苦しみさえも生きてく力に出来ると いまは　あなたの心にある太陽が 燃え尽きそうでも （以下、震災について） 神戸の街はすっかり綺麗になったけれど、心の復興は進んでいないと聞きます。 同時に27年の歳月の経過による記憶の風化が懸念されています。 ただ、あの震災以降、地震に対する色んな基準が見直されたり、ボランティア元年と言われるように、災害時には人々が積極的に助け合う風土が生まれたりしました。 1月17日は、27年前に失われた沢山の方々や物へ哀悼の誠を捧げるとともに、その犠牲の上に今の僕たちの生活が成り立っていると言う事を再認識する日にしています。 近年は地震に留まらず、他の大規模な自然災害やコロナウィルスの拡大など、辛く苦しい状況が立て続けに発生していますが、 僕が住んでいた地域は震源地から少し離れていたこともあり、家の中の物が落ちて来たり、近所の家の瓦が落ちたりといった程度で済みましたが、親戚が多く住む神戸〜灘は甚大な被害を受けました。 震災から少ししてJRもまだ復旧作業が進まない中、六甲に住む従兄弟宅へ救援物資を届けるべく、行けるとこまでは電車、残り半分は徒歩で向かいながら、よく遊んだ神戸の変わり果てた街並の様子を見て回りました。 従兄弟宅から少し行ったところにあった祖父母宅はほぼ全壊。 近くにある、よく買い物をしに行った商店街も壊滅していました。 今では再開発されてすっかり綺麗になってるけど、楽しい思い出が沢山詰まった場所は面影すら残っておらず、そこを訪れる度に何とも言えない喪失感が込み上がって来ます。 （祖父母宅跡地は駐車場になってました…） 2、30年内に発生すると言われている南海トラフ地震。 起こってみないとわからないことも多いけど、少なくとも『命』が守れるように、この27年間を無駄にせずに、いざと言うときのために備えるべきものは備えておきたいと思います。 #ギターBy音符まさ #福山雅治　#暁　#だば歌　#震災を忘れない　#阪神淡路大震災