歌わせていただきました🙏
ぷにょねこ丸さん、素敵な伴奏ありがとうございます💕🤗💐
ーーーーーー以下、長文ですwーーーーーー
この歌を初めて聴いた時、思いました
これは”インターネット”のことを、そこから広がる”仮想世界”のことを歌っているのだと
そして思い出した小説がありました
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「仮面舞踏会・栗本薫著」
1995年4月12日第一版発行
私が、最初に読んだのが、1997年の1月くらいだったと思います
今ではこの作品は、確かに「古い」ものになったと思います
でも、今でも時々、読み返します
「ネット」の中の「人」を思う時の、私のバイブルのようなものかもしれないと思います
伊集院大介の科白より抜粋要約
「この、現実の世界の上にもうひとつの地球が覆いかぶさっていて、それへの往復の仕方を知っている人達は、いわば、自分の肉体を、現実の世界に置いたまま、魂だけ、その「もうひとつの地球」へ持ってくることができる
そこでは、人は、現実世界とは違う、たとえば、狸や美少年や美女に・・ある程度望んだ姿になれる、そう思っている
でも、実はそれは、誤解で、ほんとうの魂の形は、この、もうひとつの地球で見えている姿なんだ」
「人は、必ず、署名を残す
その人の夢見る自分であった時でさえどのような自分を、理想の自分として想定するか?というところで、間違いなく、その人はサインしてしまう」
アトム君の科白より抜粋要約
「画面の前に、どんな人間が座っているかは画面の向こうの誰にも分からない。僕たちは、ただ信じているしかない。だから基本的にネットと言うのは信用によって成立している世界で、だから絶対的に信用できるんだと思ってきた・・」
「これまでネットという世界は基本的に犯罪というものが存在しない世界だった。生まれたばかりで、まだ皆が暗中模索している世界。まだ、ろくでもない野心だの悪心だのを持ち込むゆとりもなかった・・」
「でも、この2,3年で、普通の現実の世界にあるいろんなものがネットの世界にも流入し始めている。ぼくはそれが最初はとてもいやだった。でも、やっぱり、人間がたずさわっている限り・・たぶん犯罪も差別もない世界にはまた、恋愛や不倫や感動もきっとないんだろう」
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この世の中に「善人」も「悪人」もいない
ひとりの、同じ人間の中に「善」と「悪」がある
私は、そう、思っています
そして、ネットの世界・伊集院大介のいう「もうひとつの地球」で
人は”ほんとうの魂の姿”を見せているのだと、思います
ただ、それは、たぶん
”ほんとうの魂の姿”の一面
特に、その人の中の”善”と”悪”
時に、そのいずれか一方だけに、強烈に、スポットライトがあたることもある場所
それが、ネット・・のような気がしています
引用したアトム君の言葉のラスト
「人間がたずさわっている限り・・たぶん犯罪も差別もない世界にはまた、恋愛や不倫や感動もきっとない」
人の中に「悪」もあるけれど「善」もある
それを、信じているから・・・
ここ、人の中に「顔のない街」”ネット”の中に、nanaの中に、私はいるのだと思います
#ラブコタ #中島みゆき #ことのは中島みゆき #顔のない街の中で
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