朗読「虚空と天泣」
あやっさん
朗読「虚空と天泣」
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いつもみたいに
読み方を作ることはしなかった。
あえて演じなかった。
演じたくなかった。
そんなかんじ
でも読みたかった。
口にしたかった。
優しいピアノの音に包まれて
複雑な感情を吐き出す
やっぱりさとざきさんの台本、すき。
↑2020.12.30のキャプ。
1年近く前に読んだこの音源、シクレになってたの。
今日また読み直してみたんだけど、これを越えられなかった。
この口からぽろぽろこぼれ落ちてく感じ。
もう再現できなかった。
今読むと、作った読み方になっちゃうの。
シクレにしとくの勿体ないから、投稿するね。
あ、お久しぶりです。⊂⌒っ´ω`)っ
以下台本
*・*・*・*・*・*・*
空っぽだと、思った。
特別やりたいことも無い。飛び抜けて得意なことも無い。何もやれないわけじゃないけれど、なんにもできる気はしなくて。頑張るのは面倒で、頑張れない自分は嫌いだった。ただただ過ぎていく時間を、無駄にしているばかりのように感じていた。
空っぽだと思った。なんにも無いと、思った。
未来が見えてこないことを、怖いと思った。
生きている価値なんて自分には無いと、確かにそう思った。
痛かった。苦しかった。空っぽだった
ずっとずっと、そうだった。
でも、きみは、笑った。
笑ってくれた。
それだけでいいと思った。
生きていこうと決めた。
埋まらない空っぽを、
きみの笑顔と共に、
そっと、ずっと、抱きしめて、
*・*・*・*・*・*・*・*
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コメント
1件
- あやっさんドンちゃん褒め上手過ぎない…??こだわった部分を的確に褒めてくれるのしゅごい🥺🥺✨ 拍爆も素敵すぎるコメントもありがとううう(´;ω;`)