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    夢篭
    ※長文です。 パレードに続き勝手意訳、解釈です。 チラ裏にでも書いてろ的な産物ですが、この方向性でいいのか疑問なので晒します。 興味ない方はスルーでお願いします。 この曲解は酷い場合はお暇であればツッコミお願いします。 ↓↓↓↓↓ 終えてみれば、露(朝露か夜露か)を啜る 蛍の生ほどの時だった。 その一瞬にも、数えきれぬほど昇ったのだろう。 新月の夜に閉ざされた私が、己の武器(個性)を見失い 打つ手のない時、夢に現れ私の姿を映してくれた黄金の月よ。 月を追う様に、陽も数えきれぬほど昇った。 今朝はその中の、いつだろう。 こちらに降りてくる船達は、蓮のように重なった世界を 旅した船だと私は知っている。 ほら、窓に映るあの横顔は私だ。 船がいく。 この世界の私が、どの様な道を歩んだとしても 私の全てを決して残さず、船は、いく。 多くの時と多くのキミの死を経て、私はここにいる。 数百年前の、千年前の私によく似たキミよ。 その時の中に自由はあったろうか。 幾重にも深い夢の水底で、聴いた嘆き。 あれは確かにキミの声だった。 キミよ。 武器こそ異なるが、キミが私である事を千年前も後も、 この瞬間も理解し疑いはしない。 時に隔てられ出会えなかった私によく似たキミよ。 『誰にも教わらず強いられず繰り返していた事を思い出せ』 少年時代の私に姿を変え、夢の中で示してくれたのはキミではないか。 確かに、あれこそが私にとって黄金だった。 きっとキミにとっても、そうだった。 船は無常にも場所と時とを選ばない。 キミと私は、それぞれ降ろされた先で生きていく。 私は燃えて灰、そして土に。そちらのキミは産声を上げ。 私は煙となり、雨となり降りて。あちらのキミはひっそりと立ち尽くし。 軌道に乗る惑星達の様に途方もなく隔てられようと 私の全ては星を彩る花となり、 それぞれの世界に開く。 全てのキミよ、足元に揺れる花に耳を傾け、己の秘密を聴け。 声なき声よ、深い夜に閉ざされたキミに届け。 産声を上げる私よ。 一人立ち尽くす私の肩を抱くキミよ。 いつしか花となり私に囁くキミよ。 キミは廻る、永遠に。 私は廻る、永遠に。 キミよ。 姿異なるキミは、もう一人の私だ。 千年前も後も、この瞬間も疑いはしない。