リトル・トーキョー (第2幕)
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リトル・トーキョー (第2幕)
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#ことのはライブレポ
【第2幕】20:15〜21:10
[第1場]
ホテル&パブ・オークマ
2000年12月28日 新人参入
M18『いつ帰ってくるの』(渡辺)
1幕目のラストの繰り返し・・・に見えるけれど
1幕目の終わりは、照明は「生」だった気がする
書棚、事務机、机の下のラグなどなども、暖色系
外は極寒だけど、リトル・トーキョーの中は暖かい・・・みたいな
だけど
2幕目
照明は「白」になった気がする
机の下のラグも青っぽいものに
書棚、事務机・・・のあたり、背景全体が、青白い
・・・っていうかw
あの
外だけでなく、ホテルの、リトル・トーキョーの、中にまで
舞台下手
上から”つらら”下がってる
李珠の唄声も
1幕目より2幕目の方が
より、せつないというか、悲し気というか・・・
で
杏奴が出てきて!!!
みんな、驚いて、大喜びで
そこへ
杏奴
「待って、もうひとり、いるの」と
小雪が出てくる
「この子、小雪っていうの、しばらく、私が育てたいの」
出てきて、ぺたん!と床に座り込んで、いきなり「お腹すいたー!わーん」と泣き叫ぶ
小雪のそばに寄って世話をしようとしたのは梅田だっけ?
ふーさんは、杏奴の無事を確認して、ほっとして帰っていく救助隊の方がドアから出ていくのを「お世話になりました」と頭を下げてお見送り
杏奴に「寒かったでしょ」と暖炉の方へ手招きしたのは李珠?おいちゃん?
だけど、杏奴は、手を横に振って、暖炉の方に行きたがらない
むしろ、書棚の方へ、事務机の方へ・・・
そして
ふーさんに気づく
「心配して来てくれたの?」
嬉しそうな、甘えた声
「あぁ」と答えつつ、杏奴の顔を見ない。ふーさん
杏奴が見つかったから、仕事があるから、すぐに戻る というふーさんに
「せっかくだから、クリスマス、一緒に!」と甘える杏奴
そして
「あら?ツリーは?」と不思議がる
李珠に
「あなたが行方不明になっている間にクリスマス終わっちゃったわよ」と言われ、驚いて、シュンwとなって
暗転
[第2場]
ホテル&パブ・オークマ
2000年12月30日 新人研修1
M19『氷女(こおりおんな)』(中島)
歌いながら、小雪の髪をとかす杏奴
床にぺたん!と座り、カップに入った飲み物を飲む小雪
飲み終わっても”まだ、ないかな?”とのぞき込んだり、カップをなめたりwあまりお行儀は良くない^^;
そこへ李珠登場
李珠「この子、とっても綺麗!リトル・トーキョーのスターになれるんじゃない?」
杏奴が小雪に「スターになる?」と問いかけ、小雪、元気に、無邪気に「なる!」と
で
歌のレッスン!開始!・・・でもw
M20『リトル・トーキョー』(渡辺, 香坂, 中島)
ステージに上がって歌い出す小雪
も、お見事に調子っぱずれw
・・・まるで、ドラえもんの「ジャイアンリサイタルw」
頭を抱える杏奴と李珠
M21『ずれてるあたしたち』(中島, 渡辺, 香坂)
「なんか、発声練習みたいなのから教えてやって」と頼む杏奴
「いただきます!」って言ってごらん
などなど
杏奴と李珠
がんばって小雪に教えるが
最後まで、ずれたままw
甲高い声の「あたしたちぃ!」で
まるでのど自慢の「はい!失格w」の鐘みたいな”カーン”
暗転
[第3場]
ホテル&パブ・オークマ
2001年1月8日 新人研修2
小雪がクッションを飛ばして、受けとめて、などの動きで、一人遊びをしている
舞台を端から端まで走り回る
下手から上手へ走って行って、姿が消えた・・・と思ったら「がっしゃーんw」何か、壊した?^^;
M22『大人たちはみんな』(石田)
小雪が一人でいるところへ、おいちゃんが、また、牛乳缶などを運んでくる
おいちゃんの言葉を繰り返す小雪
”おっちゃん”じゃなく”おいちゃん”
”おじちゃん”じゃなく”おいちゃん”
と繰り返し訂正されるも^^;なかなか
おいちゃんがステージに上がってエレキギター持って歌い出す
♪大人たちはみんな、ひねくれもので♪
♪思い思われ言わぬが花よ♪
・・・いや、だから
そうじゃないでしょ!言いたいこと、素直に!伝えていたら・・・
杏奴とふーさん
・・・もっと、幸福になれたんじゃないの・・・って思うと
この歌詞、もどかしいやら、せつないやら・・・
李珠が、いつの間にか、バーカウンターに座って手拍子しながら、見ている
歌が終わり
小雪は、また、クッションで遊ぶ
おいちゃん、バーカウンターに
李珠がおいちゃんに
「今日は、いつもの、あの人は?」
おいちゃん「ん?梅田さんのことか?」
李珠「あの人、日本舞踊か何かのプロだよね?」
おいちゃん「そうかぁ?」
李珠「それも、そうとうのプロ!」
ふーん?と訝し気なおいちゃん
この会話の途中で
小雪、二人に割り込んで「遊んで!」アピールするも
李珠に「だめでしょ!」って感じでたしなめっていうか、叱られっていうか^^;だったような
そして、暗転・・・
[第4場]
新橋・料亭『華乃家』奥座敷
2000年1月
M23『捨て石』(泉谷, 中島)
全部が暗くなったわけではなく
上から、障子のセットが降りてくるのが、分かりました
閉まった襖の前、着物、芸者姿の梅乃(梅田)
声だけ
最初はみゆきさんのヴォーカル
すっごく低い声っぽくw
えーと、闇夜のテーブルみたいな感じ?
ささやくような、秘密を打ち明けるような、何かを恐れているようでいて、全てお見通しのような・・・
少しずつ、泉谷さんの声がかぶって
歌が終わって
2人の密談
兄の権作「女房が死んてくれれば、亭主が相続できるのに」
「俺が、もういっぺん始末してやろうかな。あそこの親たちみたいによ」
弟の文夫(ふーさん)「もういっぺん始末するって……いったい何をやったんだ、兄さん!」
最後の「何をしたんだ!兄さん!」の声が、悲痛だった
それなのに
「なんだ、その言い方は!」って言われて
その後、言い返せず
「誰かいるのか!誰だ!」で
襖があいて
M24『紅灯の海』(宮下)
「かーもめよ、かもめよ」って2番からでしたね
”どこへ帰ろう”
”足は千鳥となり果てて”
2番から、だったのは
ひとつは、もしや「渡辺真知子さん」の大ヒット曲にちなんで?
でも、それより、歌詞の内容が、ふーさんの心情に、沿っているから・・・かな
ほんとうは
杏奴の元へ
帰りたかった・・・んじゃないのかな・・・
最初は、兄に向って叫んだまま立膝で
そして、座って胡坐をかいて
そして、立てた膝を抱えてむせび泣いて・・・
襖のこちらで
梅乃も、そんな文夫を見て、同じ気持ちで、むせび泣いて
でも
何かを決意したように、すっと背を伸ばして!
梅乃は立ち去り・・・
~~~~~
梅乃は、ふーさん、こと文夫(杏奴の夫)の東京での愛人
愛人だけれど、ふーさんのこと、好きだけれど
ふーさんが好きだからこそ
ふーさんが本当は杏奴のこと好きなのを知ってて
杏奴の命が危ないと、この時知って
杏奴を守ろうと
ふーさんの元から姿を消し、正体を隠して杏奴の近くへ
そう、あの「梅田」が本当は「梅乃」
~~~~~
ということは
パンフ、読めば分かるけど^^;
でなければ・・・うーん、確かに、かなり、いろいろさりげなく伏線あるけどw
わかりにくい・・・かも^^;
~~~~~
また、杏奴とふーさんのなれそめというか、結婚した訳が
ここで
2人の密談で分かる
これは、まぁ、パンフにより詳しく書かれているけど
なんとか、この、会話だけでも分かるかな
~~~~~
権作は、杏奴の両親が持っていた土地を狙って、たぶん両親を毒殺した
そして、杏奴に「相続税が払えるくらいのお金でこの家を買いましょう」と持ち掛けた
この家をホテルにしましょう
弟に、そのホテルを任せます
なんでしたら、あなたには、この弟と結婚していただき、ここに、ホテルに、これからも住んでいいただければ・・・と
ふーさん、こと文夫が、この結婚を承知したのは
文夫が、庶子(正式な結婚の上の子供ではなく、いわゆる愛人の子)で、母と文夫の生活を権作が面倒みていたから・・・
との事情は、パンフよりかいつまんで。です↑
~~~~~
[第5場]
ホテル&パブ・オークマ
2001年1月30日 厳冬期休業終了直前
M25『梅が枝(うめがえ)』(植野)
梅乃が、も、梅田ではなく、あの、芸者姿で、小雪に踊りを教えている
小雪、よく見ると、衣装や靴が変わっている
成長しているのかな?
靴、ヒールになったり
踊り、習うも
最初は
ウルトラマンか、仮面ライダーかwのシュワッチ!ポーズとか
YMCA!のMのポーズとか
寅さん?の「私、フーテンの・・・」っぽい、そうだ!おひけえなすって!ポーズ?!とか
しちゃってw
まともに踊れてない
でも
扇子、渡されて
なんか、雰囲気、変わる
最後は、2人での舞、ほんとに優雅で、楚々として
ぴたりとそろって!
お見事!!!
「ずいぶん、上手くなったわねぇ」と褒められ
「はい、じゃ、おしまいのご挨拶」と正座でお辞儀を促されるけど
なんか、ヤンキー座り^^;
「正座はまだまだねぇ?!」とあきれられて、おしまい
話が続くかと思いきや
「ワン、ツー・・・」とカウントを取る声?
あれ、ミラーボールなんて、あったの?!
へ?みゆきさんで、ミラーボール?!と驚いていると
M26『リトル・トーキョー』(渡辺, 石田, 中島, 植野, 香坂)
パブに全員、集まってくる
上手から、下手から
杏奴、李珠、おいちゃん、梅乃(梅田)、小雪
オールキャストで
ほんとに楽しい振り、踊りつきで
手を曲げ伸ばし、手招きするみたいな
腰を後ろに突き出して、後ずさり、左右へ
いやぁ、この踊り、覚えたい!真似したい!と思っちゃいました
コーラス、歌い分けもお見事!
演奏も素敵!
なんか、サックス、かっこいい!
うわぁ、ミュージカル?!って思ってしまった(いや「しまった」といういい方、なんだか・・・^^;とは思いつつ)
音がやんで
一瞬、動きがストップモーション
みゆきさんだけが動き出し
「暖かい拍手をありがとうございます〜♪」
・・・夜会で、この、フツーの、みゆきさんの、しゃべり が・・・聞けるとは、思ってませんでしたw・・・
嬉しいけど
この落差、なんで感じちゃううんだろ^^;
「それでは、お話を進めてまいりましょう!あらよっと!」
ドアが開いて、ふーさんが入ってくる
「警察から、連絡があって・・・え?」
梅乃(梅田)を見て驚く
・・・そりゃ、そーだw
続きを促され、気を取り直して、続ける、ふーさん
で、実は、この、ふーさんの「警察から・・・」のセリフのあたりで
も、杏奴、ステージとバーカウンターの間みたいなところに、隠れるw
雪崩の底から
密猟者と山犬が3匹、そして、杏奴の、遺体が発見された・・・と
「杏奴の?!」と驚く皆
「ばかな、だって、それじゃ、あれは・・・誰?」と、おそるおそる、李珠
「ばーれーたかぁ・・・!!!」って杏奴
李珠のセリフと同じ言い回しwさすが姉妹
「ごめんねぇ、李珠。あたし、ずーっと待ってたのよ・・・」
家も土地も守りながら待っていた
家は権作にとられてしまったけれど
土地も権作が狙っていると知ったから、全部寄付した
自然保護区にしてもらう約束で
動物たちを守りたかったから
でも李珠は生きていたのだから
李珠の分は、取り戻して好きにできるはずだから、そうして
「見損なわないで」と李珠
「土地はいらない」と
寄付したままでいい と
そこへふーさんが
「ホテルが建っていたら自然保護区にできない」と言い出す
すまなそうに・・・
「ふーさんのせいじゃないわ・・・」と駆け寄る杏奴
顔を背けるけれど、そのまま、立ち尽くす、ふーさん
・・・ほかの人は、李珠も、おいちゃんも、梅乃(梅田)も・・・幽霊だと分かった杏奴が近づくと、も、本能的に、避けて、後ずさった・・・のに
「ふーさん、だけは、逃げないのね」
涙がにじんだような、声、悲しげだけど、嬉しそうな・・・
M27『月虹(げっこう)』(中島)
ふーさんに寄り添いながら、歌う、杏奴
白い虹なんてありえない と
見たといっても信じてくれない人ばかりだった
でも、あなただけは信じてくれた
だから、あなたが好き
そんな歌詞だった・・・
たった一人でも
信じてくれるなら
くれたなら
だから
愛した
その想いが、ほんとに、せつなく、胸に迫った
M28『二雙の舟』(中島, 渡辺, 宮下, 石田, 植野, 香坂)
いきなりwあそこから、そーきますか?!
オールキャスト、めっちゃ、豪華♪
[第6場]
ホテル&パブ・オークマ
2001年1月30日 崩落
地が裂けるような、轟音が響き、上手側の山々に、光る、点滅する、山犬の、眼、眼、眼!!!
何事?!と慌ててあたりを見回す、李珠、梅乃(梅田)、おいちゃん、ふーさん
山犬の?獣の声、遠吠えが聞こえだす
「父さんだ!父さんが迎えに来た!」と、小雪
遠くに聞こえる遠吠えを真似て吠え出すも、最初は上手くいかない
でも
だんだん、大きく、遠くまで響くように吠えることができるように!!!
この間、杏奴
「がんばれ!がんばれ!」って言うように
小雪のそばで、ジェスチャー
M29『放生(ほうじょう)』(中島)
一声、大きく、啼いた小雪が、扉を開けて、旅立つ
杏奴の歌声が朗々と響く、盛り上がる!と
「あんぬ〜〜〜」
「あ〜ら〜w戻ってきちゃったよぉw」
・・・この、落差たるや・・・あの^^;迫力満点の歌声から、コミカルなセリフへ
よくまぁ、切り替えききますねぇw
「父さんが、もうすぐ、ここを、お山が通るから、大きいおうちにいないで!杏奴の小さいおうちにいなさいって」
「小さいおうち、リトル・トーキョーのことね」
「そうだよ!じゃぁ、さようなら!ありがとう!杏奴!」
再び、小雪が去り
ふーさん「山崩れが起こる!みんな、こっちへ集めて!」
ふーさん、ホテルの方へ
梅乃(梅田)ふーさんを追う
李珠「私の荷物が!」とホテルの方へ行こうとするが、おいちゃんに止められる
轟音、暗転
遠くから「杏奴、杏奴」と声、ふーさんの?
M30『いつ帰ってくるの』(中島, 宮下)
舞台中央にスポット
杏奴、ひとり?歌っている
ステージ全体が明るくなる
リトル・トーキョーの看板が外れて、片方が下に下がっている
バーカウンターのあたりに、大きな岩
崩落でホテルは壊れた?
杏奴、ふーさん
舞台中央に2人だったと思う
見つめあった?
抱きあいはしなかった?
手は・・・とっただろうか?
杏奴が、そっと、ふーさんの、肩・・・だったかな?押した?
そして
名残惜しそうに、愛おしそうに
振り返りながら、泣き笑いしながら
下手へ
ふーさんから離れて、去っていく
この仕草が
表情が
ほんとに
せつなかった
押された、ふーさんの、先に
梅乃
抱きあう、2人
よく見ると、ふーさん、腕に包帯?血がにじんでる?
他のメンバーも
怪我して包帯していたり
誰かが誰かに背負われたり・・・しつつ
登場し、去っていく
ふーさん、梅乃、は、リトル・トーキョーのステージに腰掛けたかな
その下手側、後ろに、杏奴
這いずるように現れて
でも、きっと、もう、その姿は
ふーさん、梅乃、みんなに、見えてない
声も、聞こえてない けど
「ふーさん、あんたって、ほんとに、鈍い人ね。あたしだって、ずーっと、ふーさんのこと、だーい好きだったんだぞ!ふんっ!」
ふんっ!のところで、立ち上がっていたかな?そっぽ、向いて背を向ける感じw
すねて、甘えて、でも、吹っ切るように元気よく
M31『放生(ほうじょう)』(中島)
ステージ中央に立つ杏奴が歌いあげる
力強い、気迫あふれる歌声
そして、身振り、手繰り
その表情に、瞳に
もう、くぎ付けになって
なんか、身体も金縛りみたいになって
最後のロングトーン!アウトロ!
圧巻・・・!!!!!
(ほんとに67歳ですか^^;しんじらんねーw)
歌い終えた杏奴は、颯爽と身を翻して去り
まるで、魂が空へ帰るかのような
光の、泡みたいな・・・照明の乱舞
放心状態になりかけたら・・・
M32『リトル・トーキョー』(Inst.)
カーテンコール
ミラーボールが回り
ステージが明るくなり
出演者たちが、何人かごとに、出てきて一礼し、去っていき
最後に、みゆきさん
そして全員集合♪
みゆきさんの、ご挨拶
「夜会、Vol.20 リトル・トーキョー、お越しいただき、ありがとうございました♪」
夜会は、ストーリーに沿って進みます。中島みゆきコンサートだと思っていらっしゃった方、今頃、頭の中、大混乱かとw
そう言う方は、ですね
あの、ロビーでパンフが販売しておりますのでw
いえ、あの、買ってとまでは
あらすじ、ですから
隣の人のを、ですね。こう、ちらっと♪そーっと横からですね
よろしくお願いします
・・・あはは^^;
いつもの、MCのみゆきさんだぁ♪
商魂たくましいとこも、お変わりなく♪
李珠ねーちゃん!と振られた渡辺真知子さん
「緊張してたら、いきなり”整形した?”でぶっとびましてwなんか、も、楽しくてたまりません♪」
「ありがとうございました!」とのみゆきさんの一声で
全員で、再度、お辞儀
リトル・トーキョーの歌は、ずっと流れ続けて♪
終演
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