【声劇】イチリンソウ

台本:保科 歌唱:たつくん。

お久しぶりのサウンド投稿です⸜🌷︎⸝‍ 配信で多くの台本に触れていくうちに 自分で書いた台本に自分で声をあてたいという気持ちが芽生え一人声劇台本を制作しました☻ 歌唱を仲良しさんのたつくんに依頼して ヨルシカさんの「夜行」という曲から構想を得て 1から物語を作ってみました☺️ まだまだ演技が未熟ですが一生懸命書いて読んだので 是非最後まで聞いていただけると嬉しいです(;_;) 台本の下に補足があるので気になった方は ぜひそちらも読んでみてください✨ Vocal.▷たつくん 🌻 __はらはら、はらり。 貴方と過ごした日々がこぼれ落ちていく。 思い出せないことも、前より増えてしまった。 「…ねえ、君はどんな風に笑うんだっけ」 夏の空が似合う貴方の眩しい笑顔とか 泣いてばかりだった私を励ましてくれる優しいところが、いつまで経っても私の中に残っている。 夏の終わり。 今年もまた、君の居なくなった日が巡る。 「っ、私は、……まだ、忘れたくないよ……」 年月(としつき)を重ねるほど、貴方の存在が薄れていく気がして。 いつか、この気持ちさえ忘れてしまえば 私は、貴方を___ だから、忘れないように、消えないように 貴方が大好きだった花を今年も贈る。 「……大好き」 伝えられなかった想いを、この夜に乗せて。 私は、大人になっていく。 🌻 【補足】 語り手である「私」の年齢は18~20代前半です！ 学生時代、幼馴染を事故で亡くしてから毎年命日には お墓に幼馴染が好きだった花を手向けています。 生きている頃に「好き」という気持ちを伝えられなかった後悔と幼馴染を忘れたくないという思いが彼女/彼を縛り付けています。 この台本はその幼馴染のお墓に向かって語りかけているシーンになります。 読む際にぜひ参考にしてください！ #一人声劇 #イチリンソウ #ホシナ #たつ曲 #ヨルシカ #夜行